2020年6月25日:新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策としての経済支援に関する要求書

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京都大学総長 山極寿一 殿
京都大学学生担当理事・副学長 川添信介 殿

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策としての経済支援に関する要求書

 5月19日より文科省が実施した、<「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』>(以下「給付金」)は、留学生に限って成績や出席率の要件を課しました。これは明らかな外国人差別に他なりません。
 これに対して京都大学は6月2日、京大においては留学生についても成績にかかわらず申請可能とすると発表しました。『朝日新聞』の報道によれば、山極寿一・京大総長は「(給付金は)生活困窮者への支援だ。成績を重んじる奨学金とは目的が違う」「留学生も、経済事情が逼迫している人に支給するのが本筋」と述べて、給付金の留学生要件を批判したとのことです(参考:6月14日付『朝日新聞』「京大総長、学生給付金を批判『留学生差別、おかしい』」)。

 給付金が生活困窮者への支援策であり、国籍や成績により差別されるべきでないという点はそのとおりです。しかし実際の京大の給付金運用においては、以下に述べる2点から、山極総長のこうした主張が反映されていたとは言い難いと考えます。

① 留学生(非日本語話者)への対応が不十分であったこと。
 京都大学は上記のように、留学生も成績・出席率にかかわらず申請可能とすると発表しました。しかし実際には、京大ウェブサイトからダウンロードできる提出書類様式は、変わらず留学生に対して成績・出席率の条件を満たしているか申告するよう求めていました。成績に関する情報を審査に用いる可能性も否定されていません。
 また英語版ページでは様式がダウンロードできない、奨学掛窓口では日本語での対応しかされない、などの問題も多発しました。わずか一週間あまりという申請期間において、事実上高度な日本語読解能力が要件となっていたと言わざるを得ません。

② 学部・院の正課に属さない、研究生、聴講生、科目等履修生などの学生(大学当局が「『非正規』生」として呼称している学生)が給付対象から除外されたこと。
 京都大学は近年、「正規」生と「非正規」生との福利厚生面での差別化をより強める姿勢を取っています(※1)が、「非正規」生であれ、学部生・院生と同様に、授業料や入学金(それも学部生・院生と異なり決して免除されることがない)の負担に苦しみ、新型コロナウイルス感染症による影響で経済的に逼迫し、大学での学びの継続が困難になっています。こうした人に対して福利厚生の門戸を閉ざすのは学籍種別による差別であり、困窮した学生の切り捨てに他なりません。現大学執行部は「費用負担の違い」を差別化の根拠としています(※2)が、大学とは営利企業と異なり万人の学ぶ権利を保証すべき公的機関です。大学で学ぶために必要な福利厚生は困窮する人があまねくアクセスできるべきであり、支払う金額により待遇を変えることは、経済力による差別でもあり不当です。
 加えて「非正規」生の差別とは、実質的な留学生に対する差別でもあります。なぜなら留学生は、日本人学生に比べ、研究生など学部生・院生以外の学籍で在学する機会が圧倒的に多いからです(※3)。
 以上の理由から、山極総長の言うように「留学生を差別しない」「生活困窮学生への支援」としての給付金事業において、学部生・院生以外の学生を排除してはならないと考えます。
 
 京都大学は5月20日に、感染症による困窮への支援策として学生に一人12万円の給付を行うことを発表しています。吉田寮自治会は、今回の文科省による給付金の問題点を踏まえ、京都大学の一学生自治団体として以下要求します。

 
(要求)

今後新型コロナウイルス感染症対策として京都大学が独自に実施する経済支援について、

  1. 全学生を給付対象とし、学部生・院生以外の学生を対象から排除しないこと。
  2. 国籍や学籍種別、学業成績による差別的要件を設けないこと。
  3. 非日本語話者への対応を充実すること。
  4. 十分に余裕をもった申請期間を設けること。

※1 授業料免除が学部・院の正課に属する学生のみを対象としていること等が代表的である。直近では、大学当局が吉田寮生に対して立ち退きを一方的に通告した際に、退去期限や代替宿舎の斡旋について、いわゆる「正規」「非正規」の別や在学年数により露骨な差別化がはかられた。

※2 2019年1月17日の記者会見で、吉田寮が「非正規」生を含む困窮した学生のセーフティネットとなってきたという指摘に対し、川添信介・学生担当理事は「京都大学の福利厚生施設として、『非正規』学生を受けいれるようにすることは現時点では考えていない」「支払ってもらえるコストによって受けるサービスは違って当然だと理解している」と答弁した(出典:2019年2月16日付け『京大新聞』)。

※3 2019年時点で、京大の総学生数の12%である留学生が、学部生・院生以外の学生総数の58%を占める。留学生全体の約2割が学部生・院生以外の学籍である(出典:「京都大学への留学案内 2020-2021」

2020年6月25日
吉田寮自治会

 なお、これらの要求を実現するためには、吉田寮自治会だけではなく学内外の様々な主体から声が上がることが重要である。ぜひ、あなたがたの声を京都大学に届けてほしい。

〈京都大学における関係各所の連絡先〉
●代表
 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
  075-753-7531

●教育推進・学生支援部 学生課 奨学掛
 075-753-2536
 075-753-2532
 075-753-2535
 075-753-2495

●教育推進・学生支援部 厚生課
 840kousei@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp

2020年4月6日:吉田寮生・元寮生の追加提訴に対する 抗議声明

2020年4月5日

抗議声明

京都大学

総長 山極 寿一 殿

理事 阿曽沼慎司 殿

同上 稲葉 カヨ 殿

同上 川添 信介 殿

同上 北野 正雄 殿

同上 久能 祐子 殿

同上 佐藤 直樹 殿

同上 平井 明成 殿

同上 湊 長博 殿

吉田寮自治会

去る3月31日、京都大学当局は吉田寮生および元吉田寮生(*)のうち、新たに25名を相手取り、吉田寮現棟・食堂にかかる明渡請求訴訟の提起を強行した。これは2019年4月26日の提訴に続く第二弾である。

さて、現在、新型コロナウイルス感染症の流行は拡大を続け、京都市内においても日増しに多くの感染例が報告されているところである。寮で100人規模の共同生活を営むわたしたちにとっても、これは目下最大の懸案事項となっている。しかしながら、京大当局は、吉田寮への衛生用品の支給をはじめとして、対策のいっさいを拒否している。そのため、わたしたちは独力で感染の予防や対策を講じざるをえず、日々忙殺されている状況にある。

そもそも、感染症が流行する以前から、わたしたちは進行中の訴訟の対応に労力を割くことを強いられてきた。したがって、現在のこの混乱において京大当局がなすべきだったのはその訴訟の取り下げでこそあれ、けっして新たに訴訟を開始しようとすることではない。京大当局は、吉田寮での感染症対策に協力しようとするどころか、わたしたちがいっそう不要不急の訴訟対応に追われるような結果を招き、喫緊の重大な問題への対応を手薄にさせる状況をつくりだしている。寮生のみならず広く京大の学生や教職員、近隣住民の健康・生命にさえもかかわる問題であるだけに、きわめて悪質であるといえる。

このように、京大当局がいま再び提訴に踏み切ったことは、非人道的かつ著しく公共性を欠く行為であり、わたしたちは最も強い言葉でこれに抗議する。京大当局においては、ただちにこれらの訴訟を取り下げることを求める。

*2019年3月時点で京大の学籍があったが、その後卒業し吉田寮からも退寮した者。

2020年4月1日:吉田寮における新型コロナウイルス対策と京都大学への協力要請

吉田寮における新型コロナウイルス対策と

京都大学への協力要請

文責:吉田寮自治会

  新型コロナウイルスの世界的流行を受けて、吉田寮自治会は寮生の感染防止のために消毒液の設置、寮生へのマスク配布等の対策をおこなってきました。2020年春季入寮希望者に対しては、発熱のある方、感染の可能性が考えられる方への面接延期の対応をとりました。しかし、全国的な感染爆発の可能性も排除できないとされている現状において、多くの学生が生活する学生寮ではより一層の警戒と対策が必要になると私たちは考えています。

  そのためには大学との連携が必要不可欠ですが、現状ではそのような協力ができていないという事実があります。先日も寮担当の窓口で衛生用品の支給と寮生を把握するのに必要な寮生名簿の受け取りを要求しましたがどちらとも拒否されてしまいました。これらは従前定期的に行われてきましたが、現在の状況下においてはいっそう切実に必要なものであると考えています。京都大学に対して一刻も早く吉田寮自治会との連絡の再開、協力体制の構築に努めることを強く求めます。

  そこで吉田寮自治会は新型コロナウイルスへの対策のため京都大学に以下の要求を行います。

  • 消毒液やマスクなど衛生用品の支給
  • 吉田寮生名簿の受領再開
  • 新型コロナウイルス対策のための吉田寮自治会との迅速な協議開始

2020年3月6日:2020年春季入寮面接について/2020 Summer Semester Application for Yoshida Dormitory(Yoshida Ryo)/关于2020年春季吉田寮入住面试/요시다 기숙사 2020 년 여름 학기 신청 (요시다 료)

(日本語)既に告知している通り、吉田寮は2020年春季も予定通り入寮募集を行います(詳しくは、以下のウェブページに掲載している募集要項をご覧ください:yoshidaryo.org/enter/)。入寮面接も予定通り行います。

ただし、新型コロナウイルスの感染が拡大している昨今の状況を鑑みて、特別な措置を取ることとします。吉田寮への入寮面接を希望している方で、新型コロナウイルスに罹患した方及びその疑いのある方、感染を避けるために正規の面接期間に寮に来られない方に関しては、事前にその旨メールしてください。メールを送って頂いた方には期間外の面接を実施します。

なお、自治会としてはマスクや消毒用アルコールを確保するなどの対策を講じており、今後も感染拡大防止に努めていきます。

そのほか、個別に懸念事項・質問事項などがある方は下記アドレスまでご連絡ください。感染症が流行しており先行きも不透明な状況ですので、個々の状況に応じて柔軟に対応いたします。入寮を検討しておられる方にはできる限りのサポートをしたいと考えておりますので、ためらわずに相談をしてくださいますようお願いします。

2020年3月6日 吉田寮自治会

yoshidaryo.nyusen@gmail.com

(English)

As we announced, we will conduct the selection for new residents this 2020 spring. (The detail information is here : yoshidaryo.org/enter)We will also conduct the interview.

However, taking in account that corona virus is now spreading, we conduct special support.

To students who want to take the interview but cannot come to the dormitory because they are catching corona virus or avoiding chances of catching it. You can take the interview on extra date only if you send us an email in advance.

Of course now we try and will try not to spread it by preparing medical masks and hand alcohol.

Please feel free to consult us everything. We will take every measure as flexibly as possible.

2020.03.06 Yoshida Dormitory Residentsʼ Association.

yoshidaryo.nyusen@gmail.com

(中文)

在此重申,吉田寮2020年春季的入住申请也在照常募集(详细信息请浏览链接内的募集要点:yoshidaryo.org/enter)。入住面试也将如期举行。

但是考虑到最近新型冠状病毒传播不断扩大的情况,我们打算采取特别的应对措施。在申请入住吉田寮希望接受面试的申请者中,如果有存在因为罹患了新型冠状病毒肺炎以及疑似感染的,或者是为了降低感染的风险而在近期无法来到吉田寮等情况的,请事先通过邮件与我们取得联系。我们会为通过邮件说明情况的申请者在另外的时间段安排面试。

另外,自治委员会当下也在推行保证口罩以及消毒用酒精供应的措施来应对今后感染规模的扩大。

如果还有除上述以外的个别的疑虑以及问题的申请者,请通过下方的邮箱和我们取得联系。在病毒流行的当下,我们会针对每个个人的情况灵活处理。对于考虑入住的潜在申请人我们愿意提供尽可能的帮助,因此如果有任何问题请和我们联系。

2020年3月6日 吉田寮自治会

yoshidaryo.nyusen@gmail.com

(한국)

일전의 공지대로, 요시다료는 2020년 봄학기도 예정대로 기숙사생 모집을 진행합니다. (자세히는 아래 웹 페이지에 게재되어 있는 모집 요강을 참고해주세요.:yoshidaryo.org/enter). 요시다료에 들어오기 위한 면접도 예정대로 진행합니다.

다만, 코로나19 바이러스 감염이 확대되고 있는 최근 상황을 고려해 특별조치를 취하게 되었습니다. 요시다료에 들어오기 위한 면접을 희망하시는 분 중에서, 코로나를 앓거나 의심되는 분, 감염을 피하기 위해 정규 면접기간에 료에 오기 어려운 분은 사전에 메일로 연락해주시길 바랍니다. 메일을 주신 분은 기간 외에도 면접을 실시합니다.

더욱이, 자치회는 마스크나 소독용 알코올 확보 등의 대책을 강구하여, 앞으로도 감염확대 방지를 위해 노력할 것입니다.

그 외에도 개별적으로 걱정이나 질문거리가 있다면 무엇이든 아래 주소로 연락주시길 바랍니다. 감염증이 유행하고 있고 그 전망도 불투명하기 때문에, 개별의 상황에 맞추어 유연하게 대응하겠습니다. 요시다료에 들어오는 것을 검토하고 계신 분들께는 가능한 한 서포트 해드리고 싶다고 생각하고 있으므로, 망설임 없이 상담을 요청해주셨으면 합니다.

2020년 3월 6일 요시다료 자치회

yoshidaryo.nyusen@gmail.com

2020年2月20日:京大当局による吉田寮生・元寮生への脅迫に対する抗議声明

京大当局による吉田寮生・元寮生への脅迫に対する抗議声明

2020年2月20日 吉田寮自治会

2020年1月21日、「吉田寮現棟に係る占有移転禁止の仮処分の執行とその後の状況について」と題する書面が京都大学学生担当理事・副学長川添信介名義で発出され、吉田寮現棟・食堂の占有権限を持つ債務者の一部とその保護者宛に送付された。

本声明は上記の事実を報告しかつこの度の書面送付における種々の問題点を提起するものである。当該の書面については、宛名の債務者個人名のみを伏せ末尾に添付する。

この書面は、2019年1月17日及び同年3月4日の吉田寮現棟・食堂に対する「占有移転禁止の仮処分」において、吉田寮現棟・食堂の債務者として固定された全80名のうちから、現在進行中の現棟・食堂明渡請求訴訟の被告として選抜された20名を除き、かつ3月4日以降に吉田寮からの退去を報告する「誓約書」を京大当局に対して提出した者を除いた者達に送付されている。

この書面で京大当局は、2020年2月10日という期限を一方的に定めて「退去報告書」を出すよう迫り、「期日までに提出のない場合又は退去報告書に不備がある場合は、本学は、貴君を被告として現棟の明渡請求訴訟を提起する方向で検討する」と述べている。「退去報告書」とは、京大当局が書式を指定しており、吉田寮退去後の住所の証明書類の提出と、「京都大学に許可された場合を除き、吉田寮現棟・食堂に一切立ち入らないことの誓約」を求めている。

今回京都大学が送ってきた書面は、大学当局に話し合いを求め続けている寮生のうち被告とされていない者に対して、提訴をちらつかせて圧力を掛け、なかば強制的に誓約書にサインさせ、吉田寮から追い出そうという大学の姿勢の表れである。何度も大学に対して話し合いを求めてきた(※1)寮生達に対して、話し合いに応じるのではなく、更に脅迫を重ねるという強圧的な姿勢を取っている。

川添理事らは”歴代の学生担当理事がサインしてきた吉田寮自治会との『確約』は有形無形の圧力の下個人が勝手にサインしたものなので京大としては無効”だと主張している(※2)。このように、過去に京大当局の役職者と寮自治会が交わした約束を勝手に反故にし、吉田寮自治会との合意形成はしないと言い張り、寮生を恫喝をもする川添理事が、寮生に対しては「学生担当理事・副学長 川添信介殿」に誓約しろと迫る姿勢は、理事自身の発言とも矛盾している。一方的に短期間の期限を定め法的措置をちらつかせたこの状況で、仮に寮生が誓約書にサインしたとしても、これこそまさしく「有形無形の圧力」下のサインであり、自由意志による拘束力のあるサインとは言えないことは、言うまでもない。

「占有移転禁止の仮処分」当時に債務者とされた寮生の一部は、2019年3月に京都大学を卒業したことに伴って吉田寮を退寮し、他府県に進学・就職した者もいるが、京大当局はそれらの学生に対しても京都大学を卒業したことを把握した上で尚上記書面を送り付けている。

卒業生の中には、2019年3月に「京都大学を卒業するので吉田寮を退寮し、他県の大学に進学する」と京都大学厚生課窓口に自ら進路報告を行った学生もいたが、京大当局はその学生の進学先である他大学の教務に対してまで、この書面を送り付けた上で「当該学生が確実に書面を受け取ったか京大に報告せよ」と伝達していたケースまである。

京都大学が提訴するとしている明渡請求訴訟とは、建物を居住するなどして占有している者に対して起こすものである。既に京都大学を卒業し他府県への転居を報告した卒業生が吉田寮の建物を占有していないことは、何より当該の卒業生から直に進路報告を受けた京大当局こそが把握しているはずである。また、吉田寮自治会は大学との約束通り(※3)、毎月寮生名簿を作成し厚生課窓口に提出し続けており、この名簿は各寮生個人の入退寮報告としての意味も持つ。この寮生名簿を、京大当局の都合で2018年4月より受け取りを拒否し続けているのである。

このような経緯の上で京大当局が卒業生に書面を送付した行為は、京都大学を卒業し新天地で生活を送っている卒業生に対する迷惑行為であり嫌がらせに他ならない。

そもそも吉田寮現棟・食堂明渡請求訴訟は京大当局が寮生からの話し合いの要求を無視し続けた挙句、現寮生の中から20人を選択し訴えたものである。経緯の不当性もさることながら、自ら被告とした学生たちを見せしめに使用する行為は大学として、教育者としてあるまじき行為であり、これを吉田寮自治会は断じて許すことはできない。

吉田寮現棟・食堂明渡請求訴訟は、京大当局のたった8人の現執行部のみで決定されたものであり、吉田寮生、寮関係者はもちろんのこと、学内外の地域の人々や卒業生から教授陣に至るまで広く反対の声が上がっている。

吉田寮自治会は京都大学当局に対して改めて、このような自分たちの大学の学生を見せしめとまでするような恫喝訴訟を取り下げ、一刻も早く現棟の改修を含め吉田寮の今後の在り方について寮自治会との話し合いを再開するよう要求する。

(※1)吉田寮自治会から京大当局に対する話し合いの要求は、以下に紹介する公式発表文書や、山極総長・川添理事らへの直接的な伝達、および厚生課窓口を通した間接的な伝達など、幾度にも及ぶ。

  • 2018年10月17日 吉田寮自治会「公開質問状ならびに要求書」
  • 2019年1月19日 吉田寮自治会「京大当局による『占有移転禁止の仮処分』申し立てに対する抗議声明」
  • 2019年2月20日 吉田寮自治会「表明ならびに要求」
  • 2019年3月16日 吉田寮自治会「要求書」
  • 2019年5月5日 吉田寮自治会「吉田寮現棟の明け渡し訴訟に対する声明文」

(各声明文は吉田寮公式サイトに公開されている)

(※2)川添理事「確約書はこれまで『団交』という場で結ばれてきた。その団交というものが…(中略)…数の力による有形無形の圧力のもとで、長時間かけて、自治会の主張を何とか大学側に認めさせる、そういう形態をとっていたと理解している。だから、サインしてきたというのは事実だろうけれども、お互いの自由意志に基づく形の確約書であるとみなせない。また、確約書が、大学の公式な手続きを経て、サインされてきたわけではない。これらのことから、私としては、それ(確約書)に拘束されるものではないと理解してきた。」

(京都大学新聞社「2019年1月17日川添理事記者会見」http://www.kyoto-up.org/archives/2813

川添理事の主張に対する反論は2017年12月26日付け「『吉田寮生の安全確保についての基本方針』に対する抗議声明」で述べているため参照されたい。なお「確約書が大学の公式な手続きを経ていない」という主張に対する明示的な反証の一つとして、大学評議会の承認を受けた、河合隼雄学生部長(当時)との合意事項(後述)が挙げられる。

(※3)「1989年4月以降、在寮者名簿の提出、及び寄宿料の支払いを毎月初め、一括して行う。/寮自治会と確認した以上の諸点に関して、学生部長名文書に記述し次期以降の学生部長に引き継ぐ。/今後も継続して、学生と公開の場での話し合いを行う。他の厚生施設に関しても、当事者と話し合うことなく一方的な決定を下さない。」

(河合隼雄学生部長「吉田寮問題について」(1989年)https://zaiki.github.io/p512.html より、合意事項の一部を抜粋)

添付資料

200121吉田寮現棟に係る占有移転禁止の仮処分の執行とその後の状況について_抗議声明用

2019年12月26日会場案内

◎京都地方裁判所

<住所>

京都府京都市中京区菊屋町(丸太町通柳馬場通東入ル)

<交通アクセス>

・地下鉄「丸太町駅」1・3・5番出口から徒歩5分

・京都市バス「裁判所前」バス停すぐ

◎こどもみらい館

<住所>

〒604-0883 京都市中京区間之町通竹屋町下る楠町601-1

<交通アクセス>

・京都地方裁判所より徒歩5分です。

<アクセシビリティ>

・出入り口・館内に段差は有りません。館内にエレベーターがあります。

・各階に「女性」「男性」区分のあるトイレと、性別指定のない多目的トイレがあります。

2019年12月6日:19/12/10(火)に開催される京大生3名の無期停学処分の撤回を求める集会に関して」

19/12/10(火)に開催される京大生3名の無期停学処分の撤回を求める集会に関して

2019年9月12日に京大当局が公式サイトにて「学生の懲戒処分について」という文書を載せ、3人の京都大学所属学生に対して無期停学処分を下したことを公表した。この状況を受けてと推察される集会が、12月10日に総人広場で開催されるという情報が集会実行委員会名義で発信されている。

私たちは、そもそも件の京大当局による学生処分は、とりわけそのプロセスや公表といった措置も含めて「学生に対する悪質な嫌がらせ、人権侵害である」と捉えている。(吉田寮自治会の立場について詳しくは「190912学生処分に対する抗議声明」https://sites.google.com/site/yoshidadormitory/seimei/190921seimei)

しかしながら、表題の集会の開催を伝えるビラやフェイスブックページにおいて、吉田寮の写真や情報が使用されていた。これは、吉田寮自治会に対して事前の連絡なく、無断で使用されたものであり、遺憾に思う。なお、この集会に限らず、自身の企画や記事などで吉田寮に関する情報を扱う場合は、その影響も鑑みて、吉田寮自治会との合意形成を経た上で行っていただくようお願いする。

※当該学生の個人に関わる情報を不必要に拡散させないために、集会タイトルについては伏せる判断をした。

2019 年12月6日

吉田寮自治会

京都市左京区吉田近衛町69 京都大学吉田寮

yoshidaryo.jichikai@gmail.com

2019年10月7日会場案内

◎京都大学文学部 新館 第三講義室

<アクセス>

・京都大学本部構内のマップとアクセス方法はhttp://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/をご覧ください。

・地図中「8」の建物が文学部新館です。

・建物の前に駐輪スペースがあります。

・建物南側の階段を登って2階奥の部屋が第三講義室です。

<会場周辺のアクセシビリティ>

■アクセス

・会場である第三講義室は、文学部新館南側の階段を登ってすぐの部屋です。

・文学部新館内の、エレベーターを使ってアクセスすることも可能です。

■会場内前方に、比較的広い段差のないスペースがあります。

■トイレについて

・文学部新館内に、女性/男性の性別区分があるトイレが複数箇所あります。

・1階には、性別区分のない、車椅子使用者も使用可能な多目的トイレがあります。便座に向かって右側にスペースがあります。

2019年9月21日:190912学生処分に対する抗議声明

190912学生処分に対する抗議声明

2019年9月21日

吉田寮自治会

9月12日、京大当局が「学生の懲戒処分について」という文書を公式サイト上で公開し、3人の学生に対して無期停学処分を下したことを公表した。今回の処分について京大当局は、当該学生が「学生の本分を守らない」行為をしたためだと主張する。このように、曖昧な規程を恣意的に運用し学生を処分することは、学生の自主的・主体的な活動に対する抑圧であり、仮にも教育機関であるはずの京大の行為として、あるまじきものである。私たちは、学生の立場から、意見や考え方の違いをこのように暴力的に「解決」しようとする京大当局の姿勢に強く抗議する。

京大当局は当該学生の行為を一方的に非難しているが、まず批判されるべきは、当事者との対話を放棄し権力の行使をためらわない京大当局の姿勢である。「立看板規程」の制定と、それに基づく職員による立て看板の強引な撤去は、学生など当事者から意見を一切聞くことなくなされている不当なものである。また、昨年10月18日に「不審者」を取り押さえようとした職員の「業務」は、警察を大量に導入したうえでそれに協力するために行われた。当時、吉田寮自治会が出した声明にある通り、そもそも「学外者」を暴力的に排除し逮捕勾留という人権侵害を促す行為を京大当局が積極的に行ったこと自体が、大学自治への破壊行為である(「京大当局による大学構内への警察大量導入に対する抗議声明」、2018年10月26日)。

今回の処分は、学生に対するハラスメントであり到底許されるものではない。学生と、教員や総長・理事との間には厳然たる権力差がある。実際、教員らは、単位認定から学位授与、休学など各種申請の受理など様々な場面において、学生に対し、いとも容易く権力的に抑圧的にふるまうことができる。また、現に、2017年2月の「学生懲戒規程」の制定や、処分を決定する「懲戒委員会」の設置は、総長・理事が専権的に行ったのである。このように権力の非対称な関係のなかで、京大当局は学生を一方的に非難し処分を下し、さらには公表しているのであり、これは学生に対する悪質な嫌がらせ、人権侵害に他ならない。直ちに、処分の撤回および当該学生の人権恢復に向けて動くことを求める。

2019年7月4日会場案内

190704第一回口頭弁論&報告集会の会場詳細です。

◯京都地方裁判所

京都府京都市中京区菊屋町(丸太町通柳馬場通東入ル)

・地下鉄「丸太町駅」1・3・5番出口から徒歩5分

・京都市バス「裁判所前」バス停すぐ

地図はこちら

◯京都教育文化センター

http://www2.odn.ne.jp/kyobun/

京都府京都市左京区聖護院川原町4−13

・京阪電車「神宮丸太町駅」5番出口より徒歩3分

・京都市バス206・201・31・203系統で「熊野神社前」下車、徒歩5分

・市営地下鉄「丸太町駅」下車、市バス202・204・65・93系統で丸太町京阪前下車、徒歩5分

※第一回口頭弁論後の移動方法

・京都市バス202号系統「裁判所前」12時08分発、「熊野神社前」下車

地図はこちら

◆会場103号室へは正面入ってすぐ左。

◆会場まで段差はありません。

◆会場内に段差はありません。

◆会場近く(1階)に車椅子使用者対応のトイレ(性別不問)が一箇所あります。向かって便座の左側にスペースがあります。

◆その他のトイレは女/男別になっています。

◯京都大学総合人間学部棟

吉田南構内のマップとアクセス方法はhttp://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.htmlを確認下さい。

京都大学吉田南構内正門(京都大学正門の南側)より入ってすぐ東側の建物(上記マップの「84番」)です。

地図はこちら

◆会場1102講義室は建物内の北西角にあります。

◆会場まで特段の段差はありません。

◆会場内に段差はありません。会場内の机・椅子は固定されていますが、後方に車椅子が通行可能な広いスペースがあります。

◆会場近く(1階)に車椅子使用者対応のトイレ(性別不問)が一箇所あります。向かって便座の左側にスペースがあります。

◆会場西側の建物(吉田南1号館)1階には、向かって便座の右側にスペースが有る、車いす使用者対応のトイレ(性別区分なし)が一箇所あります。ただし、吉田南1号館は19時以降施錠されます。

◆その他のトイレは女/男別になっています。

なお、京都大学吉田寮(西寮)には、各階に車椅子使用者対応のトイレが一箇所ずつあります。1階と3階のトイレは向かって便座の左側にスペースがあり、2階と地下1階のトイレは向かって便座の右側にスペースがあります。またすべてのトイレは性別区分がなく完全な個室です。トイレは24時間使用することが可能です。