カテゴリー: 入寮関係

  • 「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について」に対する抗議声明

    京都大学
    学生担当理事・副学長
    村中 孝史 殿

    吉田寮自治会
    2022年2月22日

    「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について」に対する抗議声明

     

     京都大学学生担当理事・副学長村中孝史氏は2022年2月14日、京都大学公式HP上において「『吉田寮自治会』名義の入寮募集について[1]」なる文書(以下、当該文書)を発出した。当該文書は複数の誤解を招く表現・誤謬を含むため、本自治会はこの文書について撤回を求めるとともに、京都大学当局に対して強く抗議する。

    (「基本方針」について)

     当該文書において村中理事は、「吉田寮生の安全確保についての基本方針」(以下、「基本方針」)に吉田寮自治会が従わないことを以て非難しているが、これがそもそも見当違いである。「基本方針」は、大学当局と吉田寮自治会が積み重ねてきた合意文書である確約書において、「吉田寮の運営について一方的に決定せず、自治会と話し合い、合意のもとに決する」と定められていることに反するものであり、無効なものであると本自治会は指摘し続けてきた。つまり、「基本方針」で求める寮生の退去は、正当性のない大学当局の一方的な主張に過ぎないのであり、それに従わないことを以て本自治会を非難するのは、単なる誹謗中傷である。

     その上、本自治会は、現棟の老朽化対策のための一時的な退去を含めた包括的かつ建設的な提案を大学当局に対して行った[2]。こうした提案をも却下して訴訟を起こし、現棟の老朽化対策すなわち寮生の「安全確保」を遅延させているのは、大学当局の方である。こうした点を捨象した当該文書は、吉田寮についての誤った情報を流布する印象操作と言わざるを得ない。

    (入寮募集について)

     本自治会が行う入寮募集は、2015年に大学当局と本自治会において結ばれた確約[3]に基づいて実施している。この確約とは大学当局と本自治会との間で交わされた合意文書のことであり、入退寮選考権が本自治会に帰属することについての合意は1971年に浅井学生部長(当時)と交わされた確約以来引き継がれ続けてきた。最新の確約の内容を改訂する新たな確約が結ばれていない以上、この合意は今も有効であり、したがって本自治会の行う入寮募集は京都大学当局との合意に基づく正当なものである。当該文書はこの事実を無視し、あたかも本自治会が根拠なく入寮募集を行っているかのような表現を行っているが、これは事実に即していない。

     また、本自治会の行う入寮募集について「無責任」と形容するにあたり、もし仮に入寮に社会的・物理的危険が存在し得るということを指しているのであれば、これは不当であるだけでなく悪質かつ不誠実な言及である。訴訟により学生の住環境を脅かし、また大学当局と寮自治会との間で結ばれた確約によって定められた「吉田寮の補修」を行わず補修サボタージュによって吉田寮現棟の老朽化を促しているのは大学当局であるにも関わらず、本自治会に責任転嫁することは、それこそ「到底容認できない」ことである。

    (訴訟について)

     2019年、大学当局は本寮を構成する建築物の一部を対象として明渡請求訴訟を提起しており、現在裁判が進行中である。この訴訟に関しては、本寮の運営について一方的な決定を行わないとした確約に反しており容認できず、本自治会は一貫して訴訟の取り下げを求めている。

     さて、現在吉田寮に居住している本自治会構成員について、進行中の訴訟における債務者[4]は吉田寮現棟への居住を確認された者であり、その現棟居住を妨げる法的な制限は現状存在しない。にも関わらず、上述した文書のような形で本自治会構成員の行いについて「不法」であると表現することは事実に即しておらず、また多大な誤解を生じさせるという点からやはり悪質かつ不誠実である。

     また、本自治会は2022年春期入寮募集を行う旨を本寮公式HP[5]上にて発表しているところであり、2019年春期以降の入寮募集は上記訴訟とは関わりのない本寮西寮(2015年竣工)に限って実施すると公表している。村中理事が何をもって「不法」と断定しているのかは不明だが、少なくとも吉田寮現棟・食堂明渡請求訴訟の対象となっていない本寮西寮への居住・新規入寮が「不法」であると表現される根拠は存在しないはずである。西寮の存在を隠蔽し、本自治会への事実無根の偏見を助長するこのような文書は再三述べているように悪質かつ不誠実なものである。

    (入寮募集の責任について)

     以上を鑑み、当該文書は、「不法」というワードによって、本寮への入寮を考える者に対して危機感を煽り、入寮への道を閉ざすことが目的であると推察される。一般に学生寮が学生の福利厚生施設であることは言うまでもないが、その福利厚生を享受できる学生数をこのような形で大学当局自らが減じている事態を、本自治会は深く憂慮している。大学当局が現棟の具体的な老朽化対策を含めた将来的なプランを示さないまま無責任にも寮生を退去させようとする中、本自治会には福利厚生施設維持の観点から入寮募集を継続し、未来の学生に対しても福利厚生施設の門戸を開く責任がある。

    (最後に) 

      本自治会は当該文書の撤回を求めるとともに、このような形での寮運営の妨害を止めるよう抗議する。大学当局が第一に行うべきことは確約に基づいた本自治会との交渉の再開であり、合意形成を経ずにこのような文書を発出することのないよう強く求める。

    [1]https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2022-02-14-1
    [2]2019年2月20日「吉田寮の未来のための私たちの提案」https://www.yoshidaryo.org/archives/seimei/495/
    [3]150121確約書https://www.yoshidaryo.org/archives/kakuyaku/397/
    [4]2019年1月・3月に京都地裁により執行された占有移転禁止仮処分による。
    [5]https://www.yoshidaryo.org/

  • 2022年秋期募集要項

    吉田寮入寮選考委員会です。春に引き続き、吉田寮は新規に入寮を希望する、京都大学の学籍を有する者及びその者との切実な同居の必要性のある者に対して、入寮募集を実施します。以下が、2022年秋期募集要項となります。

    また、上記募集要項に記されている通り、入寮面接に際しては、所得関係を説明する書類に加えて、以下に添付する「入寮願」2枚をそれぞれダウンロードし、持参して頂く必要がございます。必ず写真を貼付して下さい。

  • 2021秋季募集要項詳細

    入寮案内

    2021年秋季入寮募集について

    入寮Q&A

    ◎吉田寮入寮Q&A(2021年度版)

    【関係文書など】

    ◎吉田寮入寮を希望する方およびその関係者の皆様へ(2018.2.23)
     English ver:To those interested in living in Yoshida Dorm and those involved (2018.2.23)

    吉田寮への入寮を検討しているみなさんへ(2020.3)
     中国語版:对于正在考虑进入吉田宿舍的所有人的声明(2020.3)

    ◎吉田寮への入寮を検討しているみなさんへ(2021.2)

    2021年版吉田寮紹介パンフレット
     English Pamphlet:Yoshida Dormitory Introduction Pamphlet 2021
     (紙媒体のものは吉田寮にて配布しています。郵送などについては下記参照)
     過去のパンフレットなどはこちら

    【入寮出願手続き】

    ◎募集要項・入寮願のダウンロード(2021年度版)

    ※If you have any inconvenience, please contact the Yoshida-ryo Enrollment Committee (e-mail is better)

    ◎募集要項

    1.募集対象

    • 京都大学に在籍するすべての学生(学部学生・院生・研究生・聴講生・科目等履修生・特別研究学生等)を対象とします。
    • 上記の者との同居の切実な必要性を寮自治会が認めた者も、入寮を認める場合があります。詳しくは直接お問い合わせください。
    • Yoshida Dormitory also accepts foreign students, here is the detail.

    2.審査基準

    1. 出願者の家族及び出願者本人の経済状況
    2. その他の事情
    • 入寮選考の合否決定に当たっては、出願者個々人の諸所の事情を十分考慮します。出願者は寮を必要とする理由を面接選考の際に説明してください。

    3.出願手続き

    【提出書類】

    [A]入寮願 表面 裏面(表には写真貼付。写真のサイズは枠内に入るものなら何でもよい)

    [B]所得関係を説明する書類(市町村県民課税(非課税)証または源泉徴収票・確定申告書の写しなど)

    • [A]は入寮案内に挟み込まれています。もしない場合は、本寮(左京区吉田近衛町・東大路近衛上がる・本学総合人間学部南側)受付にて随時交付いたします。郵送での請求にも応じます。
    • [B]はあなたを扶養する人だけでなく、生計を一にする者全員の証明書類を用意してください。
    • 留学生は[B]を用意する必要はありません。
    • 書類は、入寮面接時に持参するか事前に入寮選考委員会宛に郵送してください。
    • 書類不備のないよう十分注意してください。書類がそろっていないと入寮面接は受けられません。万一、必要な書類が間に合わない場合は、本寮の入寮選考委員会まで連絡してください。

    4.入寮選考

    • 出願者全員について書類審査とともに面接選考を行います。
    • 面接選考は本寮にて下記の日程どおり行いますので、出願者の都合のよいときを選んで受けてください。
    • 面接選考のとき、(1)出願者の家族あるいは出願者本人の経済状況、(2)出願者本人が入寮を希望するさまざまな事情についてお尋ねしますので出願者本人が説明できるようしっかり把握しておいて下さい。

    5.合格発表

    • 提出書類の完備している出願者は下記の発表日に、書類不備の出願者は書類完備後に発表します。
    • 出願者には合否をメール等で通知します。
    • 電話による問い合わせにも応じます。(TEL 070-3870-3599 入寮選考委員会(呼出))

    6.選考日程

    (前期)

    ・面接期間:9月10日(金)~16日(木) 10時~17時

    ・合否発表:9月17日(土)

    (後期)

    ・面接期間:9月24日(金), 25日(土)10時~17時

    ・合否発表:9月26日(日)

    事情により上記の期間内に面接を受けられない方は、面接最終日までに必ずご連絡下さい。連絡がなかった場合、一切の出願は認められません。

    7.入寮届等

    選考合格後、自治会の行う入寮オリエンテーションを受けて初めて正式な寮生として認められます。なお本寮の入寮者につきましては、1989 年1月24日の京都大学学生部との合意によって寮生名簿・寄宿料ともに寮自治会がまとめて提出することになっています。入寮届や寄宿料を個人で大学に出さないでください。

    8.その他

    • 面接選考を受けるときあるいは入寮手続きを行う際などに本寮に宿泊することができます。
    • 原則的には、入寮選考は春期・秋期の年2回です。

    9.吉田寮基本データ

    1. 現棟:木造2階建て 築約105年(1913年~) 新棟:木造・RC混構造地上3階・地下1階建て 築4年(2015年~)
    2. 和室120部屋(現棟)+60部屋(新棟)(いずれも相部屋)
    3. 寮費:一ヶ月あたり約2500円(寄宿料400円・水光熱費約1600円・自治会費500円)
    4. 炊事場・トイレ・シャワー・洗濯場・畑あり(いずれも共同)
    5. その他にも備品多数あり(家具は入寮後に揃えることを強くおすすめします)

    10.連絡先

    1. 住所:京都府京都市左京区吉田近衛町69番地(郵便番号:606-8315)
    2. TEL:070-3870-3599
    3. mail: yoshidaryo.jichikai + gmail.com (+は@に変えてください)
  • ◎2021年秋季入寮募集について

    吉田寮自治会は2021年秋季も入寮募集を行います。

    入寮希望の方は、下記の期間に吉田寮で実施する面接を受けてください。

    (前期)

    ・面接期間:9月10日(金)~16日(木) 10時~17時

    ・合否発表:9月17日(土)

    (後期)

    ・面接期間:9月24日(金), 25日(土)10時~17時

    ・合否発表:9月26日(日)

    詳しくはこちら

  • 吉田寮入寮Q&A(2022年度版)

    Q.そもそも吉田寮って?
    A.京都大学の学生によって運営、管理されている自治寮です。寮生が団結して大学と交渉を行うことにより低廉な家賃や入寮選考権、建物の管理権を保持してきました。

    Q.現在も入寮募集は行っているのですか?
    A.行っています。吉田寮では毎年春と秋に入寮選考期間を設け、入寮希望者の受け入れ体制を整えています。それ以外の時期での入寮は原則認められませんが、やむを得ない事情がある方は電話やメールでお問い合わせください。なお現在は、吉田寮への入寮面接を希望している方で、新型コロナウイルスに罹患した方及びその疑いのある方、感染を避けるために正規の面接期間に寮に来られない方に関しては、期間外の面接など柔軟に対応しますので、その旨をメールしてください。

    Q.入寮選考の出願資格はなんですか?
    A.「京都大学の学籍を持つ者、及びその者との同居に切実な必要性がある者」が入寮選考の対象です。これ以外に必要とされることはありません。上記に該当する限り、性別、国籍、年齢を問わず入寮希望を受け付けます。

    Q.寮費や居住人数などの情報が知りたいです。
    A.寮費は光熱費含めて月約2500円です。居住スペースとしては築108年の現棟と築6年の新棟の二つの建物があり、現在は100人近くの学生が生活しています。詳しくはこちらをご覧ください→吉田寮とは

    Q.「吉田寮には入寮できません。」という様なことが書かれた紙を受け取ったのですが。
    A.入寮できます。京大当局がその様な内容のビラを数年前から新入生に配布するようになりましたが、関係はありません。吉田寮の入寮選考権は大学当局ではなく吉田寮自治会にあります。

    ※入寮募集に関して詳しい声明はこちら
    ◎吉田寮入寮を希望する方およびその関係者の皆様へ(2018.2.23)
    To those interested in living in Yoshida Dorm and those involved (2018.2.23)
    ◎吉田寮への入寮を検討しているみなさんへ(2020.3)
    对于正在考虑进入吉田宿舍的所有人的声明(2020.3)

    Q.寮生が訴訟を起こされていると聞きましたが、本当ですか?
    A.事実です。詳しくはこちらをご覧ください→吉田寮現棟・寮食堂明渡請求訴訟
    また現棟がこのような状況にあることから、新規入寮者の受け入れは新棟のみに限っています

    Q.見学は可能ですか?
    A.感染症対策のために2020年4月からは見学をお断りしてきましたが、入寮希望者に限り対策を講じた上で認める方針で検討中です。詳しくは電話あるいはメールでお問い合わせください。

    Q.コロナ禍での入寮には不安があります。どのような対策を行っているのですか?
    A.消毒液、マスクの設置や来寮者の見学制限といった新規感染への対策の他、万が一陽性者が確認された場合にも直ちに濃厚接触者の自室待機措置や共有スペース内のゾーニングが行えるように体制を整えるなど、感染拡大防止のための取り組みも行っています。その他コロナ対策に限らず、健康面・衛生面等で不安がある方はお尋ねください。

    これ以外の詳細な情報や寮の雰囲気が知りたければ、直接寮にお問い合わせいただくか、HPに上がっている2020、2021年度の入寮パンフレットや、二次試験の日に配布する予定の2022年度の入寮パンフレットをご覧ください。

    吉田寮紹介パンフ2021web版

    連絡先
    住所:京都府京都市左京区吉田近衛町69番地(郵便番号:606-8315)
    TEL:070-3870-3599
    mail: yoshidaryo.jichikai + gmail.com (+は@に変えてください)