カテゴリー: 紹介パンフ

  • 居合或問

    居合或問

    文責:剣心先生の弟子

    居合道

    一 或るひと居合道を問う。子曰く、刀にて速やかに敵を討つ、之を居合と謂う。古の武士の皆修むる所なり。

    【解説】

    ―ある人が、居合道とは何かと先生に尋ねた。先生「日本刀を用いて瞬時に敵を討ち取る技を居合という。かつての武士は皆学んでいた」。―

    武士は最後の最後まで抜刀してはならない。しかし、それでも、敵に襲いかかられて戦わねばならない時に、初めて抜刀する。敵が斬りかかって来てから、こちらは動くのである。したがって、それに対処する動作は極めて迅速であることが求められる。

    二 或るひと問うて曰く、何に依りてか居合道を学ばん。子曰く、先ず形、而る後、組太刀・試斬。形を学び、組太刀・試斬を為さざれば、則ち敵を斬ること能わず。組太刀・試斬を好み、形を学ばざれば、則ち古の技を失い、動作は粗雑。

    【解説】

    ―ある人「どのように居合道を学んだら良いでしょうか」。先生「まずは形を稽古して、その後、組太刀と試斬を稽古しなさい。形を学んでも、組太刀や試斬を稽古しなければ、実戦では勝てない。組太刀や試斬ばかりを好んで稽古していたら、先人が作り上げた洗練された技を忘れ、乱雑な動作になってしまう」。―

    無外流において、形(かた)と、組太刀・試斬とは車の両輪である。継承されてきた形を忠実に習得しつつも、常に実戦で勝つことが意識される。

    三 子曰く、剣友の遠方より来たる有り、亦た楽しからずや。

    【解説】

    ―先生「居合道を追究する仲間が遠くからもやって来る、なんと楽しいことではないか」。―

    居合道を熱心に稽古していると、年齢、性別、国籍、職業などの枠組みを超えて、同じ価値を共有する人々と自然と結びつくことができる。これほど素晴らしいことはない。

    一 子曰く、常に対敵動作を意識し斬れる居合であれ。

    【解説】

    ―先生「常に敵の動作を意識して、実戦で勝てる居合を追求しなさい」。―

    これは、無外流門下は心得として暗唱する一文である。対敵意識を失った形は、武道ではなく単なる踊りに過ぎないと、口酸っぱく指導される。

    二 或るひと曰く、形時に理に合わず。我此れを変うべきか。子曰く、不可なり。先人、技を究むること三百年。形は其の産む所なり。豈に一剣士の管見、之に勝らんや。

    【解説】

    ―ある人「形は時々非合理に思えます。形を変更して稽古しても良いでしょうか」。先生「だめだ。形は偉大な先輩方が300年かけて生み出したものだ。一人の剣士の浅はかな見解がそれより優れていることはありえない」。―

    無外流の歴史は300年あり、その分の先人の叡智が蓄積されている。形は、一人の人間では到底辿り着けないほど洗練されている。そのため、その変更には慎重に慎重を期す必要がある。このような認識がある一方で、無外流は非常に柔軟な流派でもあり、上段の先生の間には、形を盲信してはならず、明らかな誤りは正すべしという気風がある。

    三 子曰く、初段にして形を覚ゆ。二段にして技、益正確。三段にして、緩急を得る。四段にして、気迫現る。五段にして、敵を斬って気品有り。

    【解説】

    ―先生「初段では、形をしっかりと覚える。二段では、形の細部までより正確に動けるようにする。三段では、形の動きに緩急がつけられるようになる。四段では、気迫が感じられるような形を習得する。五段になると、敵を斬る動きにも気品が現れて来る」。―

    当然のことながら形は覚えて終わりでない。覚えた先には、果てしない形の追究が待っている。その中で、自分の個性が現れるようになり居合道の魅力をますます感じるようになる。

    組太刀・試斬

    一 或るひと曰く、組太刀に於いて、肝心たる所は何ぞや。子曰く、間合いを読み、後の先で斬るべし。

    【解説】

    ―ある人「組太刀で重要なことはなんでしょうか」。先生「敵との距離を意識することと、敵の動作を待ってから斬りに行くことである」。―

    組太刀は、形稽古で薄れがちになる敵のイメージを鮮明にするために、敵役を置き、撃ち合う稽古である。そこで肝心なのは、敵に適切に対処できるポジショニングを行うことと、敵の次の動きを確実に読んでから撃ち込むことである。

    二 或るひと曰く、巻藁を両断すること能わざる所以は、力の足らざることか。子曰く、唯だ巻藁を両断せんとするのみに、力は要らず。

    【解説】

    ―ある人「巻藁を両断できない理由は腕力の不足でしょうか」。先生「巻藁を両断するだけなら腕力などいらない」。―

    試斬で上手く斬れない時に腕力をつけてしまえば、無理矢理に巻藁を切断することができるかもしれない。しかし、試斬の稽古の目的は日本刀の特徴を体得して、上手く扱えるようになることであって、巻藁が切断できれば良いわけではない。斬れない時には、振り方、手の内、体重の乗せ方など他の原因を探ってみるべきである。


    京大居合道入門 Twitter: @knock_on_gate

  • アークナイツCC\#2 旧約24等級クリア例

    アークナイツCC\#2 旧約24等級クリア例

    アークナイツCC#2 旧約24等級クリア例

    文責 TD初心者

    はじめに

     アークナイツとはHyperGryphが開発しYostarが運営しているスマホでできるタワーディフェンスゲームである。タワーディフェンスとして様々な戦略を組み立てる事ができる奥深さ、面白さがあるのはもちろん、キャラの良さ、重厚なストーリーやBGMもおすすめできる。また低レアでも攻略可能で、高レアの単なる下位互換ではなくちゃんと低レアには低レアのメリット(場に出すコストが低いとか、独自の性能があるとか)があり個性的なキャラばかりである。またガチャもかなり優しい部類で微課金でもほぼ欲しいキャラは引ける。あと他人と競うことはないので自分のペースで楽しめる。アークナイツの良さは他により分かりやすく魅力的に紹介されているところは多いと思うので、概要はこのあたりにしておく。

    攻略例紹介

    本記事では現在(※2/14)開催中のイベント、危機契約(Contingency Contact)#2の旧約24等級の攻略の一例を紹介したいと思う。危機契約とは敵にバフ味方にデバフを色々つけて難易度を通常より跳ね上げて縛って遊ぶイベントである。アークナイツ未プレイの方に言っておくとこれはエンドコンテンツなのでストーリーと普通のイベントは気軽に(クリアするだけならあまり頭を使わずに)できるので注意されたい。特化こそしているが比較的レベルが低くてもクリアできたので参考になればと思う。(クリアされた方も結構いると思うがそういう攻略もあるんだと思ってもらえれば幸いです) 術師、特殊(安心院S3使用)、リスカム電池編成。契約は蛇目一瞥Ⅲ(特殊狙撃の方)、怨刃攻勢Ⅲ、縦深攻撃(狙撃前衛が重い方)をとっている。リスカムとウィーディの置き方は先人の動画を参考にしました。これ思いつくの賢くて尊敬。

    クリア時の編成は以下の通り。全部E2。ウィーディ、安心院、マンティあたりはもうちょいレベル低くても大丈夫だと思われる。

    オペレーターlvskill仕事
    バグパイプ503(M3)序盤のブロック、術狩、ファウスト対策
    テンニンカ251(M3)コストを稼ぐ、たまにデコイ
    エリジウム202(M3)左下からくる敵の速度調整、吹き飛ばした敵の遅延
    フィリオ401SPブースト、リスカムとウィーディ回復
    ケオベ502(M3)対ファウストメイン火力、術師と侍を少し削る
    安心院603(M3)左下からくる敵の速度と数調整、吹き飛ばした敵の遅延
    リスカム401拳闘士をかかえる電池
    ウィーディ403(M3)充電先、敵を吹き飛ばして術士とファウスト以外処理
    マンティ601(M3)吹き飛ばした敵の遅延
    グラベル202ファウストの強撃を受け止める(受け止めきれない)

    次にさすがに文章だけでは分かりづらいので、地図を載っけておく。○が防衛ライン、△が敵出現マス、白地が地面、灰色が高台、×が配置不可マス、網目が換気口(敵の遠距離攻撃を受けない)。高速再配置等差し込みやデコイで一時的にしか置かないマスには特にアルファベットはふっていない。敵はαからはボスのファウストが下を通って反時計回りに、後半になると偵察兵がまっすぐゴールに向かってくる。βからは真ん中を通って対角線のような向きで進行してくる。γからは術師が時計回りに外周を最短で、侍系(中ボス的な奴)がS字を書くようにやってくる。

    上に表示される倒した敵数のカウンターをタイムテーブル代わりに使って紹介する。

    0/52 テンニンカをDなど敵の進行ルートにない場所に配置しスキル発動。エリジウムをIに下向き配置(少しでもファウストを殴るため一応)。バグパイプをBに左向き配置。エリジウムのスキル発動(2体に減速)。フィリオプシスをFに左向き配置。安心院をHに上向き配置。2体目がバグパイプにさしかかったところでバグパイプのスキル発動。

    3/52 テンニンカのスキル発動、コストたまり次第ウィーディをCに左向き配置。

    5/52 スキル発動中にちょうど凶悪シシリアン5体を倒しきるので撃破後バクパイプを撤退しマンティをAに右向き配置。術剣闘士がマンティの攻撃範囲に入ったらグラベルをAの右下のマスに差し込んで足止め。重装兵が安心院の攻撃範囲に入ったら安心院スキル発動。

    6/52 テンニンカスキル発動。コストたまったらケオベをJに右向き配置。テンニンカ撤退。

    8/52 リベンジャーがウィーディ(B)の左に来たらウィーディスキル発動。吹き飛ばした先でエリジウムスキル発動で減速をかける。

    10/52 エリジウム(I)の下あたりのマスに術が入りかけたらグラベル差し込みで止める(蓄水砲の事故を無くし、ブロック不足によるすり抜けを防ぐため)。リベンジャーがウィーディでブロックされる直前にフィリオのスキル発動。(これでリベンジャーなどの攻撃でしばらく落ちない) これ以降スキル貯まり次第フィリオのスキル使った方がリスカムが落ちづらい。バグパイプをGに下向き配置、リスカムをEに左向き配置。(偵察兵もウィーディで止められるのでシビアなら配置順逆でも問題なし) 蓄水砲をエリジウム(I)の上に、拳闘士がエリジウムの右の上1/4くらいに来たら設置。二回蓄水砲を発射したら撤退。安心院のスキル発動できるようになったら使う。ウィーディが落ちない範囲で待って、術剣士をできれば巻き込んで撃つ(巻き込めると処理が楽)。バグパイプのスキルが貯まり次第発動。飛ばしたリベンジャーが戻ってきたら、ウィーディでブロックする前にグラベル差し込んで直前で止める。下から2体目のリベンジャーが横に並んだらグラベル戻してウィーディのスキル発動。以後ウィーディのスキルは貯まってリベンジャーにあたるようなら発動。下からくる追加の侍がいたら少し早めに発動して新たな侍とまとめて吹き飛ばすようにする。

    15/52 拳闘士が先ほど同様エリジウム(I)右マスの上1/4くらいにきたら蓄水砲設置し二回撃ったら撤退。すぐにグラベルをHの二つ左かもう一つ上のいずれかに設置。(これ以降グラベルが再配置可能になってすぐ出せばちょうどファウストの強撃を受けてくれる) ウィーディのスキル発動、エリジウムのスキル発動。ケオベの攻撃範囲にリベンジャーが来たらスキル発動。

    20/52 安心院のスキル貯まったら発動。

    23/52 ウィーディ(C)の左マスBに蓄水砲入れる余裕あったら入れてスキル打つと侍を遠くに送れるから精神的に安心。以降も余裕あったらそれを使う。バグパイプのスキルが貯まって術師が攻撃範囲に来たらスキル使って術師2体を片付ける。

    33/52 ファウストのステルスが解けて少し経ったくらい。安心院のスキルがたまったら撃つ(ちょうどファウストにもあたる)

    37/52 ファウストがエリジウムスキル範囲内に入ったら発動。

    40/52 フィリオのスキルがたまったら使う。

    42/52 安心院のスキル貯まったら発動。

    45/52 エリジウムのスキル貯まったら発動。スキル使い終わった後撤退。

    あとは適宜安心院のスキル発動してヴェンデッタを早めに処理し、テンニンカ、エリジウムで

    ファウストをちまちま削る&矢を受けてリスカムのダメ軽減。

    48/52 ファウストがケオベ(J)の攻撃範囲に入ったらスキル発動。

    ラストのヴェンデッタを1割以下くらいまで削ればマンティは下げて(たぶん)ok。

    49/52 ラストのヴェンデッタ倒したらウィーディ撤退。ファウストがバグパイプ(G)の攻撃範囲入ったらスキル発動。それで倒しきれるはず。

    50/52 残った拳闘士は適当にオペレーター再配置して倒して終了。

    最後に

    フィリオS2でもいいが、リスカムS1の発動タイミングが悪いとリスカムが落ちるのでS1の方が安定する。右の術師の処理は割とテキトーにケオベとバグパイプのスキルを使えばどうにかなる。あとは心配だったら途中テンニンカで少しファウスト殴ったりすればどうにかなる、たぶん。危機契約は頭使って疲れるけどできると楽しいよ。エンドコンテンツではあるので自分のできる範囲で楽しもう。アークナイツはとてもおすすめできるいいゲームなので、よかったらやってみてね。

  • 🐾吉田寮ねこねこ超会議2🐾 ――猫が語る学問の自由と自治@時計台記念館屋上――

    🐾吉田寮ねこねこ超会議2🐾 ――猫が語る学問の自由と自治@時計台記念館屋上――

    🐾吉田寮ねこねこ超会議2🐾

    ――猫が語る学問の自由と自治@時計台記念館屋上――

    主催 吉田寮の行く末を憂うるネコ科連絡協議会(C連協)

    共催 京大猫科協同組合(京C組)

     京大全ねこ自治公認同猫会

    協賛(順不同) 神楽ヶ丘緑地野生動物連盟

    自由を守るネコ科有志斗争委員会(C斗委)

    開 会 あ い さ つ

    アレク「みなさま、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございますニャ!ただいまから第二回「吉田寮ねこねこ超会議――猫が語る学問の自由と自治」を開催するニャ。わたくしは司会のアレクと申しますニャ。2018年まで寮猫として吉田寮に住んでおりました寮猫OPですニャ。本日は寮猫とその他六匹の方々に御臨席をいただいておりますので、御到着順に御紹介いただきますニャ。」

    ボンちゃん「寮猫のボンですニャ。南寮です。よろしくニャ。」

    ところてん「中寮のところてんですニャ。」

    じゃじゃ丸「北寮のじゃじゃ丸だニャ―。」

    トド「公認同猫会委員長のトドですニャ。総人図書館の裏の藪に住んでいますニャ。寮外猫として寮裏門のエサ場を利用させていただいておりますニャ。」

    ちゃっぷりん「京猫連会長のちゃっぷりんですニャ。学内のねこハウスに住んでますニャ。我々が直面している問題を広く学内で共有したいと思いますニャ。」

    とらちゃん「C斗委のとらちゃんですニャ。自由を重んじる学風を何とか守りたいニャ。」

    アレク「また、学外からの特別招待者として神楽ヶ丘緑地野生動物連盟会長の狸さんにも来て頂いていますニャ。」

    狸「近隣住民の狸です。吉田寮にはよく遊びに来ます。どうぞよろしくお願いしますポコ。」

    アレク「それでは、開会に当たりまして、主催者を代表し、南寮猫長のボンちゃんからご挨拶をいただきますニャ~」〔ボンちゃん 登壇〕パチパチ

    ボンちゃん「皆様、こんニャちは! 御紹介をいただきました南寮猫長のボンと申しますニャ。本日集まってもらったのは、昨今、国会をにぎわせている日本学術会議の六学者任命問題について協議するためである。目下の状況として、政治の不当介入によって学問の自由が危機に晒されており、文学部のキリスト教学研究者である芦名定道先生も任命拒否の憂き目にあっている。今日は学問の自由が何故大切であるのか、改めて考え直し、その必要性を相互に確認する機会としたいと思う。首相・政府の学術任命に関する恣意的権力行使という政治問題こそが焦点であるのに、いつのまにか学術会議のあり方について、科学技術大臣と学術会議会長が「真摯に」話し合いを続けるさまを呈しているのは一体なんなのか。本日は皆で様々な意見を出し合いましょう。」パチパチ

    日 本 学 術 会 議 任 命 問 題

    ところてん「ではさっそく、任命拒否問題について話していこうか。」

    アレク「そうだね、そもそも任命拒否問題とは、今年2020年9月に菅義偉首相が、学術会議の推薦した会員候補105人のうち6人の任命を拒否した問題のことだ。」

    とらちゃん「現在、国会で審議が行われているね。何故任命を拒否したのだろう。」

    ところてん「政府は1983年、首相の任命は「形式的にすぎない」と国会で答弁しており、野党から法解釈を変更したと批判されている。」

    ボンちゃん「衆参両院の代表質問でようやく首相が国会で説明したが、到底納得できるものではなかったな。」

    ところてん「菅首相は「必ず推薦通りに任命しなければならないわけではない」と述べ、学術会議の会員構成を「旧帝国大学に所属する会員が45」「民間出身者や若手が少なく偏りがある」などと強調し、「多様性を念頭に判断した」と、任命拒否の正当性を主張している。」

    トド「しかしそれなら、なぜ元々少ない女性会員や私立大所属の候補を拒否したのだろうか。拒否された6人の中には会員が1人もいない大学の研究者も含まれており、首相の説明は矛盾に満ちている。」

    とらちゃん「「多様性」という言葉がどんどん陳腐なものになっていくね。」

    ちゃっぷりん「そもそも、法律の定める会員の選考基準に所属大学や地域性の規定はない。首相が言うように、学術会議に「多様性」が必要と考えるのであれば、直ちに任命を拒否するのでなく推薦の在り方を学術会議と議論すべきだっただろう。」

    アレク「83年の国会答弁の件についてもう少し詳しく。」

    ところてん「1983年、会員の推薦制度について、当時の中曽根首相は、聞かれてもいないのに「政府が行うのは形式的任命にすぎない」と国会答弁していた。2004年の制度改正の際も、内部文書で「首相が任命を拒否することは想定されていない」と明確に記載している。これを見ればわかるように、首相が従来の法解釈を逸脱して任命拒否したことは明白だ。だが首相は、その理由を最初は「総合的、俯瞰的に」と曖昧に語り、国会では「多様性」を持ち出した。後付けの理由で切り抜けようとしている印象を拭えない。」

    ボンちゃん「このまま有耶無耶にしてしまうつもりなのだろうか。」

    ところてん「首相は10月26日のNHK番組で、この問題について「説明できることとできないことがある」と述べたが、任命拒否は学問の自由を侵しかねないほか、首相による違法な権力行使が疑われる問題だ。」

    ボンちゃん「学問の自由を侵害する憲法違反行為なのだから、「説明できないこともある」で済ませてはならないだろう。」

    ちゃっぷりん「だから、政府は問題発覚後、有耶無耶にするために、国費10億円が投じられていることを理由に会議を行政改革の対象としたんだ。年内に改革の方向性を打ち出すとして検討を加速しているよ。」

    トド「アホノマスクでいくら無駄にしたんだよ…260億円ですよ! 検品だけで8億近くかかったわけだし…」

    とらちゃん「しかし、これは学術会議の在り方について考える良い機会になったのではないかな。」

    「「「ナンセーンス!!!」」」

    トド「本当に貴様はあまちゃんだな。」

    ところてん「会議の予算の多くは関係省庁から出向する事務局職員の給与などだそうだ。その運営に問題がないかの検証は必要だが、それと任命拒否は別の問題である。論点のすり替えを許してはならない。」

    じゃじゃ丸「まあたしかに、日本学術会議は、2010年以降、政府の諮問が無くても出せる「勧告」を一度も出さず、お伺いを立てながら、拘束力のない「提言」ばかり出して政府と馴れ合ってる。その上、内閣府に専門家から成る「総合科学技術会議」が存在しているので、日本学術会議の内閣への助言や相談という役割は、今現在はほぼ無いに等しい。しかも、各省庁に各種審議会が設置されていて、学術会議を通した政策決定は今現在ほとんどない。結局、×極は学術会議の仕事すらろくにやってなかったわけだ。」

    ボンちゃん「じゃあ、「学術会議と国大協の仕事が忙しくて、大学の仕事ができないよ~」とか言ってたあの人は、一体何をしてたのだろうね。」

    ちゃっぷりん「レジ袋廃止は学術会議主導で決まった、とかいうデマもあったな。」

    ボンちゃん「評判の悪かったことは全部他人のせいにするんだな。」

    アレク「我々猫民が聞きたいのは、6人の任命を拒否した具体的理由であり、「多様性」といった漠然とした説明ではない。首相としても、この問題で時間を取られるのは本意ではないだろう。」

    ボンちゃん「首相は、拒否に深く関与したとされる杉田和博官房副長官も加え、予算委で丁寧に説明すべきだ。任命拒否問題を放置して携帯電話料金引き下げなどの「看板政策」を推し進めても、国民の目をごまかすためとしか映らない。」

    とらちゃん「挙句の果てにハンコ廃止に収入印紙廃止だからね。反発の少なそうなところに手を入れて、やってる感の演出。」

    アレク「それでは、ところてんちゃん、この辺で任命拒否事件について議論すべき点について説明してもらえますか。」

    ところてん「はい、10月26日に臨時国会が召集され、日本学術会議の会員任命拒否問題も重要なテーマとなっているが、争点は大きく分けて二つある。

    第一に、日本学術会議法(以下、「日学法」)は日本学術会議の定員を「210人」と定めるのに対して(7条1項)、現在は任命拒否による欠員が生じ、違法状態となっていること。

     これを是正する方法としては、(1)任命拒否の撤回か、(2)別の6人の任命しかない。首相には(1)の意思は今のところないようだ。ただ、首相は学術会議が推薦した人物しか任命できないため(同2項)、(2)を実現するには、学術会議に推薦のやり直しを要求せねばならない。しかし、学術会議には推薦を翻す意思はないようで、それを強引に変更させることは、次の三つの理由で不可能だ。

     まず、日学法3条は、学術会議が「科学に関する重要事項の審議」(1号)・「科学に関する研究の連絡」(2号)という職務を「独立」して行うと定める。候補者選定は、ここに言う学術会議の職務の一つと解すべきだろう。また仮にそう解釈しないとしても、科学者の研究・業績の評価が学問に基づく判断である以上、3条の職務独立の趣旨は、候補者選定にも及ぶと解される。首相が自分の望む推薦基準を示し、推薦をやり直させるのは、学術会議の独立を侵し、3条違反の可能性がある。

     次に、日学法17条は、科学者としての「研究又は業績」に基づき候補者を選定すると定める。

     首相が、研究や業績とは無関係な「政治的見解のバランス」や「首相自身の総合的俯瞰的視点」等の基準による推薦を要求するのは、17条の定める基準に反し違法だ。仮に首相が任命拒否された6人の候補と同等の研究・業績のある別の人物の推薦を要求したとしても、学術会議側が、「研究・業績の観点から、そのような人物はいない」と判断すれば、それ以上の要求はできない。

     さらに、日学法は、首相が再推薦を命じた場合に、推薦をやり直す法的義務が学術会議にある、とは書いてない。学術会議が新たな推薦を拒否すれば、首相は別の者で欠員を埋めることはできない。」

    ちゃっぷりん「なるほどニャ―」(棒)

    ボンちゃん「それなら国会では、首相に「どのようにして7条1項違反の欠員状態を是正するのか」と問うべきだろう。結局のところ、(2)の方法は違法または不可能で、欠員による違法状態の是正には、(1)任命拒否の撤回以外の選択肢はない。」

    アレク「二つ目の争点についてはどうですか。」

    ところてん「第二に、このような検討の上で、従来の政府解釈を変更すべきではないと言うことだ。政府は、首相の学術会議会員の任命権は形式的なもので、推薦を拒否することは想定されないと解釈してきた。学術会議が定員と同数の候補者を推薦した場合に、7条1項違反の欠員を避けるには、首相が推薦通り任命する以外に道はない。従来の政府解釈は、条文の必然的な帰結であって、この解釈を変更することは、解釈の限界を逸脱した強弁でしかない。

     国家公務員の任免は内閣・大臣の権限だという憲法原則に照らすと、こうした日学法の構造に違和感を持つ人もいるかもしれない。この点、政府は、学術会議の人選の自律を、学問の自由によって根拠づけてきた。」

    ボンちゃん「先の大戦での政治主導の学問研究による惨禍に対する反省から、日本学術会議が発足したという経緯と照らしてみれば当然のことだ。」

    ところてん「10月28日の野党代表からの質問で、「学術会議法7条2項は、『推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する』と明記しており、推薦された方を任命しないことは、条文上明らかに違法だ。何故任命しなかったの?か」という質問が出たが、菅首相は「必ず推薦の通りに任命しなければならないわけではない、という点については、内閣法制局の了解を得た、政府の一貫した考えです」とか、「任命を行う際には、総合的、俯瞰的な活動、すなわち、専門分野の枠にとらわれない広い視野に立って、バランスの取れた活動を行い」云々などと述べた。」

    ちゃっぷりん「まるで独裁者だな」

    ボンちゃん「票集めとか人気取りとか、非常に狭い視野の中でしか物が見えていない人がよく言うよね。」

    ところてん「29日の衆院代表質問でも同様に、「日本学術会議法上、会員の任命は、必ず推薦通りに任命しなければならないわけではないという点は政府の一貫した考えだ」と述べ、会員候補の「名誉棄損にはあたらない」と強調した。」

    ちゃっぷりん「ふむ。」

    ところてん「井上信治科学技術担当相は29日、所管する日本学術会議(東京都港区)を視察し、会議の在り方を巡り幹部と会談した。梶田隆章会長は「幹事会を中心に在り方の検討を本格的に始める」と述べ、年末の政府への報告に向けて作業を加速させる考えを示した。井上氏は「意見交換しながら、共に期待される役割を考えて検証したい」と語り、双方で連携して取り組むことを確認した。」

    ボンちゃん「何やってんだよ、「問題提起」だなんて、ノコノコ出向いていくなんてアホかな。」

    とらちゃん「ナンセーンス!」怒

    ところてん「菅義偉首相は、30日午後の参議院代表質問でも同じ答弁を繰り返し、「現在の会員は、旧7帝国大学所属が45%、それ以外の173の国立・公立大学所属は17%、615ある私立大学所属は24%にとどまっている」と指摘。会員に偏りがあるとの持論を強調した。会員の任命にあたっても「推薦のとおりに任命しなければならないわけでないというのが内閣法制局の了解を得た政府としての一貫した見解」との従来の見解を繰り返した。」

    トド「もういいって。」

    ところてん「そして、菅首相の「全集中の呼吸で答弁させていただきます」」(失笑)

    ボンちゃん「極めて幼稚だね、うんざりする。」

    ちゃっぷりん「同日の答弁で、菅首相は「私は、加藤陽子先生以外の方は、承知していませんでした」というが、では業績のある科学者は、誰がどう判断したのだろう。自分で判断したり、名簿を見ていなかったり、大臣が判断したり、コロコロ変わるから意味不明だ。」

    アレク「菅首相は「人事に関することで、答えは差し控える。多様性が大事だと念頭に置いて任命権者として判断した」としているが、6人には安保関連法や共謀罪の新設に反対したことが共通する。首相周辺が気にくわない学者を意図的に弾いたという感じだろう。」

    ところてん「菅首相は「閉鎖的で、既得権益のようになっている」と述べ、会議のあり方に疑問を呈したが、一体どういう点を指して既得権益呼ばわりするのか。お前が言うかと思う。」

    ボンちゃん「うーん、しかし、学術会議の任命拒否問題で、105人の推薦名簿を見てもいないのに既得権になっているとどうして言えるのか」

    アレク「それに除外した6人のうち5人を名前も業績も知らないのになぜ拒否したのか。菅首相の答弁は矛盾だらけだ。一つ嘘をつくとどんどん嘘をつかなくてはならなくなる。泥沼から抜けるには正直に話すことだ。」

    ところてん「政府は11月4日の衆院予算委員会で、日本学術会議の会員任命を巡り、法解釈が以前から一貫しているとする主張を裏付ける記録や根拠を出すよう求められたが、示せなかった。」

    じゃじゃ丸「そりゃ出せないよな。」

    ところてん「政府が1983年に、首相による日本学術会議への指揮監督権を否定する文書を作成していたことが11月4日に分かったんだけど、これは首相の「一定の監督権行使」を認め、会員候補の任命拒否を可能とする見解をまとめた18年の内閣府見解と齟齬を来しており、過去の国会答弁と同様、矛盾しているとの批判が強まりそうだ。」

    アレク「内閣法制局の『法律案審議録』に収められた「日本学術会議関係想定問答」。首相は「日本学術会議の職務に対し指揮監督権をもっていないと考える」と記されている(国立公文書館所蔵)今回の文書により、監督権を巡っても、ひそかに解釈を変更していた可能性がある。」

    ところてん「自民党の伊吹文明元衆院議長は「『学問の自由』といえば、みんな水戸黄門の印籠の下にひれ伏さないといけないのか」と苦言を呈した。」

    アレク「マジで言ってんのかね。なぜ水戸黄門とか、無条件でひれ伏すとか、そんな低次元の話になるんだろう。」

    ボンちゃん「実力行使できる政治組織が学問の自由を守るための組織に不当に介入したという点が問題なのに、むしろ構図が逆ではないか。」

    ちゃっぷりん「そうそう、印籠を見せて「ひれ伏せ、言うことを聞け」と言うてるのは菅首相の方でしょ。」

    ところてん「7日、首相官邸が日本学術会議の会員任命拒否問題で、会員候補6人が安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動を先導する事態を懸念し、任命を見送る判断をしていたことが分かった。安全保障関連法や特定秘密保護法に対する過去の言動を問題視した可能性がある。複数の政府関係者が明らかにした。」

    とらちゃん「反政府運動!?」

    ちゃっぷりん「カジュアルな反政府運動やな。」

    ところてん「学術審議会任命問題、問題は6名を任命しなかった政府の「意図」が何だったかではない。政府が6名を任命しなかったことそのものが、学問的基準で行われるべき選択への「政治的介入」であり、事実として、政権の意に沿わない学者の排除であるということ以外にない。」

    アレク「6名拒否について総理に説明し、そのプロセスの当事者である杉田官房副長官を国会で説明させて困る理由があるのなら、それについて是非知りたいね。」

    トド「ああ、それについても菅首相は頑なに拒否しているね。」

    アレク「新会員候補の任命拒否問題をきっかけに、自民党は日本学術会議のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置し、年間約10億円の国費を支出する妥当性や組織形態の検証を進めている。年内をめどに政府に提言を出すと言っているが、どういう提言になるのだろうか。」

    ところてん「下村博文大臣は毎日新聞のインタビューに答えて、「全員任命なら欧米型の非政府組織にすべきだ」とか「軍事研究否定なら、行政機関から外れるべき」と述べているね。」(毎日新聞2020年11月10日付)

    ボンちゃん「マジで言ってんのかよ!」

    ちゃっぷりん「本音がでてるなあ…もう大臣がこういうことを言っても許される世の中になってしまったんだなあ。」

    とらちゃん「軍事研究を進めて経済活性化というのは、自民党の方針でしょ。政権の私物化も甚だしいね。」

    ところてん「11月11日午前の衆院内閣委員会で、日本学術会議事務局幹部は学術会議の会員任命を拒否された6人について、再び政府に推薦することは排除されないとの認識を示した。」

    とらちゃん「ふむ。」

    ところてん「一方、加藤勝信官房長官は再推薦された場合の対応に関して回答を避けた。」

    ボンちゃん「まあ拒否されたら、全員辞めればいいわな。」

    トド「12月4日には、菅首相が学術会議の件について記者会見で問われ、「反発が大きくなることはわかっていた」と答えているが。」

    ところてん「反発が大きくなると「思っていたかどうか」などと「お気持ち」を聞いて何の意味があるのか?違法性を徹底して追及すべき。パンケーキ如きで飼い慣らされて、法律に違反してもニヤニヤ笑ってる首相を前にして、記者は恥ずかしくないのか。」

    天 皇 機 関 説 事 件

    じゃじゃ丸「政府による恣意的な解釈変更という点について言えば、戦前の天皇機関説事件が有名だね。」

    ちゃっぷりん「天皇の政治的立場についての解釈にも触れておいた方がいいだろう。」

    ところてん「そもそも天皇機関説というのは、明治憲法の解釈において、主権は国家にあり、天皇は法人である国家の最高機関であるという学説で、法学者の美濃部達吉(1873-1948)ら、一木喜徳郎()門下の学者が唱えた説である。国民の代表機関である議会が内閣を通して天皇を拘束しうるというこの学説は、1920年代においては国家公認の憲法学説であった。」

    ボンちゃん「へー、それは知らなかった」

    ところてん「しかし、天皇制ファシズムの台頭とともに、天皇の神格的な超越性を否定するこの説が貴族院の議場で「国体に反する」として非難され、1935年、右派国会議員や軍部によって機関説排撃事件を引き起こすことになる。その結果美濃部の三著書(『日本憲法』(1921)、『憲法撮要』(1923)、『逐条憲法精義』(1927))は発禁となり、美濃部は不敬罪で告訴され、34年に貴族院議員を辞任することになる。36年には右翼に襲撃され、負傷している。」

    ちゃっぷりん「散々だよな。」

    ボンちゃん「個人攻撃みたいな感じや。」

    ところてん「35年8月と10月には、岡田内閣が第一次・第二次国体明徴声明を出し、政府公式見解として天皇が内閣・議会に優越することが認められたわけ。その結果どうなったかというと…」

    ボンちゃん「軍部が発言力を高め、陸軍内でも皇道派と統制派の対立が激化し、226事件へと到ると。」

    とらちゃん「結局、戦争への道を突き進んでいき、誰もそれを止めることができなかった。」

    アレク「陸軍も海軍も予算をとらないといけないからね。公益を無視し、省益だけを追求するから、どんどん戦線を拡大し、各地で事変を勃発させてしまう。天皇の統帥権を後ろ盾にして、軍部大臣現役武官制などで内閣に圧力をかけるようになると、もうデモクラシー勢力ではどうにもならない。軍隊や警察というのは実力組織だから、強権的になってしまうと手が付けられないからね。」

    ちゃっぷりん「だから何故に天皇機関説事件を持ち出してきたのかというと、理性と倫理の担い手であるはずの学者や研究者が弾圧され、学問の自由や学問研究が侵害されると、非合理的で強権的な政治勢力の台頭と管理強化、ひいては人民に対する大弾圧を許してしまうということを言いたかったのだ。」

    とらちゃん「学者や研究者がみんな人格者で良心の持ち主というわけではないから、そこは注意しないといけないね。」

    瀧 川 事 件

    アレク「次に京大とも関係する「瀧川事件」について話しましょう。」

    ボンちゃん「それでは私の方から。まずこの事件の起こった1932~33年頃というのは、司法官赤化事件など共産党や左派勢力への苛烈な弾圧が行われており、そのなかでも右翼団体の原理日本社などはリベラルな帝大教授を「赤化教授」として攻撃していた。」

    とらちゃん「どこかで聞いた話だ。ネットで「反日大学」とか「パヨク教授」みたいなレッテル張りをするのと似ているな。」

    ボンちゃん「32年10月に京大法学部の瀧川幸辰教授が行った講演「トルストイの『復活』に現れた刑罰思想」の中の、「犯罪は社会に対する制裁である」という点が槍玉にあげられ、国家批判的言辞が不穏当だとして、文部省が京大を批判した。」

    ところてん「犯罪は社会システムの不備による綻びだという見解だね。犯罪が多発する原因は社会制度上の問題にあるというものだ。」

    ボンちゃん「さらに33年3月の第64議会で政友会の宮本裕が、瀧川の著書である『刑法読本』を取り上げ、赤化教授の取り締まりを鳩山首相に求めた。それに追随して、文部省も『刑法読本』の客観主義刑法観や内乱罪及び姦通罪についての記述を攻撃し、内務大臣によって瀧川の『刑法読本』と『刑法講義』が発禁となった。続く文部省からの瀧川辞任要請を法学部教授会は一旦拒否するが、5月25日の高等文官分限委員会で瀧川の休職が一方的に決定され、それに対して法学部教授会が学問研究の自由と自治の蹂躙に抗議して、25名の教授が小西重直総長に辞表を提出した。」

    とらちゃん「胸熱やな。」

    ボンちゃん「法学部をはじめ、各学部の学生は学生大会を開いて、教授会支持と文部省への要請行動を行い、運動は全国に拡がっていった。世論も瀧川教授を擁護し、文部省を批判していたが、6月14日に小西総長が辞職した後、松井総長の時代に切り崩し策が行われ、瀧川教授ら7名が辞職、その他運動にかかわった学生組織も警察の弾圧によって潰された。」

    とらちゃん「こういう歴史的な経緯を知ると、まさに今の我々も歴史のターニングポイントに置かれているんだなということが分かるね。」(しみじみ)

    じゃじゃ丸「文学部の芦名教授が日本学術会議に会員として任命拒否された事件を思い出す。何かアクションが必要だな。」

    ところてん「今の京大関係者に、「瀧川事件をみよ!大学自治を守れ!」と言いたいね。」

    とらちゃん「当時の学生たちは学内で大反対集会を開催し、文部省まで直談判に行ったグループもあったようだけども。今の学生はどうだろうか。」

    学 問 が 戦 争 に 協 力 す る と き

    ボンちゃん「政治が学問に介入する際にどのようなことが起こるかは、先の大戦における原爆開発や731部隊における人体実験を見ても明らかだ。学問や研究は本来、非常に危険なものである。学問は応用の仕方によって、人類の幸福に寄与することもあれば、大量殺戮に用いられることもある。研究者がきちんとその用途を監視し、研究結果が人倫を踏みにじるようなことに用いられないように注視しなければならない。こういう研究をしたけど、あとは知らんよという態度は、研究者としては片手落ちだ。研究者が軍事研究に反対したり、大量破壊兵器を拒否するのは当然のことだ。」

    アレク「上でも見てきたように、理性の府である大学の政治への馴致は、そのまま止まることなく、統制国家化と軍備増強による破滅へと続いている。」

    ところてん「1949年に開催された第一回日本学術会議において採択された決意表明にはこうある、「これまでわが国の科学者がとりきたつた態度について強く反省し」「わが国の科学者の内外に対する代表機関として、科学の工場発達を図り」「日本国憲法の保障する思想と良心の自由、学問の自由及び言論の自由を確保するとともに、科学者の総意の下に、人類の平和のためあまねく世界の学界と提携して学術の進歩に寄与するよう万全の努力を傾注」することを謳っている(「日本学術会議の発足にあたつて科学者としての決意表明」1949年1月22日)。」

    トド「日本中の大学人が肝に銘じておくべき文言だ。」

    ボンちゃん「ある意味では大学や学者が政治の暴走という大きな流れを食い止める最後の抵抗拠点でありうる潜在力を有しているわけだ。逆に、大学や研究者が政治に追随してしまった場合は、大きな責任を負うことになる。」

    ところてん「最初にも述べたが、学問研究というのは、本来非常に危険なものだ。これは研究者が一番よく分かっていなければならないことで、学者自身が研究による知識や成果に対しても責任を持たなければならない。だから、学者は象牙の塔にこもっていてはいけないし、ましてや積極的に悪行に手を貸すなどということは許されないことだ。真理を追究し、人類の幸福を目指す研究者としてありえないことなのだ。」

    任 命 拒 否 事 件 に 対 す る 当 局 の 姿 勢

    じゃじゃ丸「任命拒否問題に対する世間の反応はやや冷たいように感じるね。」

    ところてん「学者は特権階級で、既得権益を貪っているという認識なんだろうな。」

    トド「そこに斬りこむ菅首相流石だ!という印象を与えたいんだろう。」

    狸「大学人たちは、大学で学んだり研究したことを社会に還元したいと思って大学に通っているだろうに。」

    とらちゃん「なんだかやるせないね。」

    ボンちゃん「学内一致団結して、この問題に取り組むべき時に、学生をいじめている場合じゃない。早く正気に戻って訴訟を取り下げ、話し合いを再開するべきだ。学内が分裂したり内紛を抱えた状態というのは、外部からの干渉や介入を容易に招いてしまう。」

    じゃじゃ丸「執行部が早く正気に戻って、学生との裁判などというバカげたことをさっさと止めるべきだ。」

    懇 親 会 @ 寮 食 堂

    アレク「みなさん、今日はおつかれさまでした。では乾杯しましょう。」カンパーイ!

    トド「酒は天の美禄だ。」

    ところてん「まあどうぞどうぞ」

    ボンちゃん「いやもう私なんぞは手酌で結構でございます。」

    狸「いやしかし、少し寒いですな。」

    とらちゃん「うーん、zZZ」

    じゃじゃ丸「クリスマスツリーに上ろう。あら?」メリメリメリ

    ちゃっぷりん「うわー倒れるぞー」ドグシャアッ!!!

    ボンちゃん「アホか―!犬猫は医療保険がきかないから怪我したら大変なんだぞ!」

    アレク「興も乗ってきたところで、本部棟に遊びに行こうか。」

    トド「そうやな。」

    〔 本部棟前 〕

    アレク「こんニャちはー」ウィーン

    ボンちゃん「とりあえず総長室に遊びに行こうか。」

    じゃじゃ丸「エレベーターで行こう。」\ピンポーン、ハチカイデス/

    とらちゃん「学内が一望できるね。」

    アレク「ここが会議室だね、ちょっと覗いてみよう。」ガチャ

    ところてん「誰もいないね。」

    アレク「会議は今オンラインでやっているそうだよ。」

    ボンちゃん「なーんだ。」

    とらちゃん「壁がヤニで黄ばんでるね。」

    トコトコ

    ちゃっぷりん「ここが総長室か。」コンコン

    秘書「はい、どなたですか。」

    アレク「吉田寮の猫ですニャ。」

    秘書「アポはとっておられますか。」

    ボンちゃん「とってないですニャ。」

    秘書「アポをとってからお願いできますか。」

    トド「アポ―ッ!」ウギャー

    ちゃっぷりん「とりあえず入りますね。」

    湊総長「何ですか。」

    アレク「遊びに来ました。」

    湊総長「そうか。」

    ボンちゃん「吉田寮の裁判取り下げてください。」

    湊総長「それは担当者と話すべきやろうな。」

    じゃじゃ丸「でも話し合ってくれないんです。」

    湊総長「やり方がまずいんちゃうか。」

    ボンちゃん「どのような条件でもいいので話し合いをと言っているんですが。」

    ところてん「話し合いが再開されるなら、退去する用意はあると伝えています。」

    湊総長「そうか。」

    トド「何故学生と話し合いができないんですか!」

    湊総長「そうやな。」

    アレク「本当に学生とドンパチやるんですか。吉田寮潰しは、総長としての進退をかけてまでやる仕事なんですか?」

    湊総長「それは…」

    ~~~~~~~~

    ~~~~~~~

    ~~~~~~

    ~~~~~

    ジャラジャラジャラ

    ~~~~

    チュウレンポウトウヤ

    ウワーオハライイカナ

    ~~

    とらちゃん「ハッ!…夢か…」

    とらちゃん「いつの間にこたつに…」

    ジャラジャラジャラ

    ワハハハ

    ジャラジャラジャラ

    とらちゃん「本当に潰すのかここを」

    【終】

    参考文献

    日本学術会議>>「日本学術会議>提言・報告等」(http://www.scj.go.jp/ja/info/index.html

    天皇機関説事件>>山崎 雅弘『「天皇機関説」事件 』、集英社、 2017年。

    瀧川事件>>二六会(編)『滝川事件以後の京大の学生運動 』、西田書店、1988年。

          世界思想社編集部『滝川事件―記録と資料』、世界思想社、2001年。

          松尾 尊兊『滝川事件』、岩波書店、2005年。

  • 紫鼻のトナカイ

    紫鼻のトナカイ

    中井 燦人

    昔、あるトナカイの村に鼻が紫色のトナカイがいました。紫色の鼻をしたトナカイなど村には他にいなかったのですが、鼻が目立つ順では2番目でした。赤鼻のトナカイというもっとずば抜けて派手な鼻のトナカイがいたからです。他のトナカイと鼻の色が異なる2頭はよく一緒にいました。

    ある日のことです。赤鼻と紫鼻はきのこを売りに人間の町に来ていました。当時はトナカイの村に貨幣経済が導入され、人間や他の動物との交易が始まって間もないころでした(西暦1985年頃。)トナカイ達は人間の町に行くのを嫌がっていました。誰も人間のことを信用していなかったのです。こういうトナカイ達の嫌がる仕事は赤鼻と紫鼻の仕事でした。一つの理由は2頭が非常に病弱で人間的な重労働ができなかったためで、もう一つは他のトナカイの頼みを断ることができなかったためです。2頭はしゃべることが好きではありませんでした。赤鼻は特に無口でした。普段、きのこはほとんど売れず、2頭は村に帰っては他のトナカイ達に責められ、ボコボコにされるのですが、この日は違いました。きのこがすべて売れたのです。硬貨も袋いっぱい貰いました。2頭は口にこそ出しませんでしたが、大変喜びました。ところが村に帰ろうと村の門をくぐった時、虎挟みに足を引っかけられました。そのまま動けないでいると集まってきた人間たちに棒で打ち付けられ、金をすべて奪われてしまいました。2頭は村に帰りボコボコにされました。もちろん素手ではなく、棒で叩かれました。それは人間の町に行ってきた紫鼻や赤鼻には人間の体液がついている感じがして嫌だからでした。この日の後も紫鼻と赤鼻は何度も人間の町に行きましたが、強盗にあったのは今回だけでした。しかし、この出来事は紫鼻に大きな印象を残しました。2頭は良く一緒にいましたが、全く対等ではなかったことをここで断っておきます。赤鼻には紫鼻の他の友達はいませんでしたが、紫鼻には他にも友達がいました。村の中には明確に赤鼻が下、紫鼻が上という順位付けがありましたし、紫鼻も心のどこかで赤鼻のことを馬鹿にしていました。そういった点で二人の関係は非対称的なものでした。

    西暦1988年の夏、サンタクロースがトナカイの村にトナカイたちを攫いに来ました。もちろんサンタクロース村で働かせるためです。サンタは物資の運搬にトナカイそりを利用しました。それが伝統的なやり方であり、しかも、化石燃料を使わないためCO2などの温室効果ガスの排出も抑えられるからです。サンタは4頭立てのトナカイそり2台で村にやってきていました。一つ目がサンタとその荷物用、二つ目がトナカイの輸送用です(捕まったばかりのトナカイが逃走を試みることを考えると走らせるより荷台に乗せたほうが効率的なのでした)。攫われるのは主に若いトナカイです。立派な歳であった赤鼻と紫鼻も捕まり、そりに載せられました。紫鼻は、やせ細ったトナカイの引くそのそりに載った時「もう故郷に戻ることは無いのだろうな」と何とはなしに思いました。

    サンタクロース村に運ばれる荷台の上で紫鼻は横に積まれていたアレクセイという村で1番か2番かに優秀な若者と話しました。今まで紫鼻はアレクセイとほとんど話したことがなかったのですが、そりの上でアレクセイはかなり饒舌でした。曰く「君と赤鼻がいなくなって村は大変困るだろう。嫌な仕事を押し付けあって争いが生れるかもしれない。私の代わりにリーダーシップをとれそうなやつはヨシフくらいだが、あいつでは全然いけない。村のことが心配だ。」、「君と赤鼻を疎外することで村は連帯感を高め、秩序を保っていた。明確な目標の無くなった悪意はどこにいくのか。ヨシフに村の意識が統率できるだろうか。村のことが心配だ。」と。紫鼻はアレクセイのように言語化したことこそありませんでしたが、"同じようなことを今までも何となく感じていたように"思われました。そのため、紫鼻は他人事のようにすっかり感心して、「私も村のことが心配だ。」と言いました。このとき紫鼻はアレクセイの角の形が極めて美しいことに気付きました。アレクセイは言います「有史以前、能力の低いトナカイには天敵に襲われた時のしんがりという役割があったが、恒温動物平等化以降はそんな役割は必要なくなった。君は新しい時代のしんがりだったのだろう。」こういってアレクセイは紫鼻の前足に接吻しました。アレクセイは続けて言いました「欲を言うならもっと嫌な奴であって欲しかった。嫌な奴なら罪悪感を抑えることができて良い具合だった。」と。アレクセイは口から出まかせを言うのが好きでした。紫鼻はアレクセイに滅茶苦茶なことを言われて大変納得していました。これは「自分より立場の高い者の言葉には納得しやすい」という法則の具体例でした。

    サンタクロース村についた紫鼻は材木を運ぶ仕事をさせられました。サンタは特定の裕福な親を持つ人間の子のために玩具などの贈り物を購入し、クリスマスの日に配達する事業の他に、クリスマス以外の時期には縫製と食肉加工と材木生産の事業を行っていました。サンタクロース村ではトナカイの他にサンタが世界中から攫ってきた人間の子が働いていました。人間の子は少ない休憩時間の間「トナカイを使って」遊んでいました。サンタは子供たちに「トナカイを使って」遊ぶことを推奨していました、アレクセイ曰くその狙いは2つの集団の分断にありました。ちなみにサンタクロース村にサンタを除いて人間の大人はいませんでした。サンタは当然、大人を攫ってきませんし、連れてこられた子は大人になる前に過労や病気で死んでしまうか、サンタに食べられてしまうかのどちらかだからです。サンタは「完全に使い物にならなくなった子」しか食べませんでした。これは子供を食べるのが大好きなサンタが自分を正当化するために必要なことだとアレクセイは分析していました。

    紫鼻をはじめトナカイ達はサンタやサンタクロース村についてのことの多くをアレクセイから聞いて学びました。彼は自分で自分に自分が集めた情報をトナカイ達に教える役割を課していました。アレクセイはサンタのそりを引いていたので他のトナカイよりも色々知っていました。サンタクロース村は存在しないため、他の人間たちには見つからないとういこと。サンタはよく働き、サンタクロース村のすべての仕事のうち半分以上を一人でこなすこと。彼が睡眠や休憩、食事を必要としないこと。(彼は超人でした)などは全てアレクセイが教えてくれました。「クリスマスにサンタクロースのそりを引いたトナカイは例外なくその日内に死ぬ」ということもアレクセイが教えてくれました。アレクセイは「クリスマスまでにトナカイで革命を起こさないといけない」と言っていました。他のトナカイ達に情報を与えることには革命のための準備という意味が与えられました。

    紫鼻は革命に全く興味がありませんでしたが、アレクセイの話を真面目に聞いていました。サンタの最大の資金源は彼が盗みで得た金でした。彼は世界中の誰よりも泥棒が上手で、彼は世界中で大仏から小銭まで何でも盗みました。しかし、彼は警備の厳重な場所では盗みませんし、強盗もしません。警備の薄いところだけで十分資金は賄えるのでした。アレクセイはサンタがとある本を盗むときに死にました。

    赤鼻と紫鼻がサンタクロース村にやってきた西暦1988年のクリスマスの日、午前0時頃のことです。サンタクロース村のトナカイ達が集められサンタの話を聞いていました。クリスマスの間にそりを引く屈強なトナカイ達は小高い丘の上に並んで立っていました。なぜか1頭だけネズミみたいなトナカイ、赤鼻も丘の上でした。サンタはトナカイ達に言いました「お前らトナカイは役立たず、ゴミだ。直ぐに死んで使い物にならなくなり、ひどいときは病気になることもある。休憩や労働の対価を要求する。ただ赤鼻のトナカイ、お前はまだ役に立つゴミだ。そりを引く力はカスだが、暗い夜道はお前の鼻が役に立つ。今日はお前がそりの先頭だ。」赤鼻は雑魚みたいな仕事ではありますが、やっと自分にしかできない仕事を与えられました。その上、今日中に死ぬことができます。当然喜んでいました。対照的に紫鼻は力が弱く全く何の役にも立たなかったためか、村に返されることになりました。これは異例のことでした。でも使えないトナカイがいても仕方がないですし。クリスマス配達の出発までに少し時間があったので、赤鼻は紫鼻のところに駆け寄って来て「さようなら」と言いました。紫鼻はしばらく何も言うことができず、小声でぶつぶつ言った末にやっとのことで「もう会わないね」と言いました。そのまま割合あっさり分かれて、紫鼻は村の方角へ、赤鼻はサンタのもとへ歩き始めました。サンタは自分のもとに来た赤鼻の首を掴み、何かを食べさせました。

    紫鼻のトナカイは何日も歩いて故郷の村に帰りました。アレクセイの予想は大体当たっていました。しばらくの間に村のトナカイ関係は一変していました。当然紫鼻の居場所はありませんでした。そもそも居場所があると思っていたこと自体錯覚でしたが。しかし、紫鼻は群れの新参者の少し年上のトナカイ、ロジオンと仲良くなりました。ロジオンは紫鼻に「私の元居た群れのトナカイを紹介したい、きっと馬が合う」と言いました。

    紫鼻は特に何の感動もなく村を去りました。ロジオンから紹介されたトナカイは過激な活動家でした。紫鼻は何となく一緒に道草を食ったりしました。そして気が付いたときには過激派の一員になっていました。紫鼻は普段は無口でしたが、初対面のトナカイを党に勧誘するときには信じられないほど饒舌になりました。党員達は紫鼻の埋もれていた才能に気づき、紫鼻にオルグを任せるようになりました。紫鼻は非常な熱意をもって活動し、トライ&エラーの中で、紫鼻は馬心理についてのいくつかの驚くべき定理を発見しさえしました。党で生活していくうちに紫鼻は年を取りましたが、もはや病弱ではなくなりました。紫鼻が村を移して5年がたった頃、紫鼻は彼が勧誘した党員達の支援もあって、自然と過激派の幹部になっていました。そして、紫鼻はサンタ暗殺計画のリーダーになりました。

    西暦1996年の夏のことです。サンタが紫鼻のいる群れにトナカイを攫いに来たとき、紫鼻はサンタを家に招き入れました(この群れでは家に住んだり2足歩行したりと人間に近い暮らしをしていました、また、犬も飼っていました)。サンタが椅子に座ると虎挟みがサンタの足を捉え、サンタの左右後方に立っていたトナカイ達によってサンタの両手が串刺しになりました。サンタは無表情のまま動きません。紫鼻は机に立ち上がり、剣を天高く持ちあげました。周りのトナカイ達は声の限り叫び、天災のような轟音を生み出しました。革命の時が来たのです。紫鼻がサンタの胸を突き刺し、頭に向かって切り上げようとした瞬間、紫鼻は意識を失いました。

    目を覚ますと紫鼻のトナカイはすべての脚を紐で束ねられ棒に吊るされていました。下にはキャンプファイヤーの炎があり、周りをトナカイ達に囲まれていました。紫鼻が目を覚ますとサンタの合図でゲームが始まりました。それは紫鼻を囲う半径4mの円状に並んだトナカイ達が順番に紫鼻に向かってナイフを投げ、紫鼻を炎に落とした人が高級車を貰えるというゲームでした。ほとんどのトナカイ達は紫鼻の脚ではなく胴体を狙いました。それがこのゲームをもっとも楽しむ方法だったからです。トナカイが一通りナイフを投げ終わる前に、順番を無視して石を投げるトナカイが現れました。先駆者の登場によってトナカイ達は一斉に石を投げはじめました。そして遂に紫鼻は炎の中に落ちました(誰かが落とした訳ではないので景品の話は消えましたが、これは全くどうでもいいことでした)。そこでサンタは投石器と化したトナカイ達を静止し、上半身にひどい火傷を負いながら炎の中から紫鼻を拾い上げて机の上に安置しました。サンタは聖人でした。サンタが机の上で紫鼻にとどめを刺したその瞬間、1匹のトナカイがサンタに背後から飛び掛かり、倒しました。加えて、蹄鉄で踏みつけて、サンタをぐちゃぐちゃにしました。そのトナカイがサンタの破片を炎の中に放り込むと周りのトナカイ達はナイフや石を投げつけました。これでサンタは死にました。サンタは聖人でした。

    このトナカイこそあの赤鼻のトナカイでした。赤鼻はサンタに食べさせられた気持ちの悪い物で超人的な力を得、クリスマスをはじめて越したトナカイとなり、若さを保ったままずっとサンタのもとで働いていたのでした。その後赤鼻と他のトナカイ達はサンタクロース村に行き、残っていた子供たちを踏みつぶして、トナカイの村を作りました。この村は赤鼻村と名付けられました。今でもトナカイの化け物たちがそこで暮らしているそうです。案外つぶれているかもしれませんが。

    1996年の夏までサンタは確かに存在していました。サンタクロースは幻想ではなく現実です。しかし死にました。よってサンタがプレゼントを運んでくるとかいうのは嘘っぱちです。

    [この物語はフィクションです。]ちゃんちゃん

  • 音楽素人のEDM紹介コーナー (NCS編)

    音楽素人のEDM紹介コーナー (NCS編)

    文責:$latex \frac{4}{3}\pi$

    ○はじめに

    皆さんはNCSというものを知っているだろうか? NCS(NoCopyrightSounds)とは著作権フリーのEDM(electronic dance music)を出しているイギリスのレーベルである。以下にyoutubeチャンネルの概要説明の内容を引用する。

    *NoCopyrightSounds is a copyright free / stream safe record label, providing free to use music to the content creator community. We work with artists from around the world in electronic music, representing genres from House to Dubstep via Trap, Drum & Bass, Electro Pop and more. *

    NCS Music is free to use for independent Creators and their UGC (User Generated Content) on YouTube & Twitch – always remember to credit the Artist, track and NCS and link back to our original NCS upload.

    このように誰でも使いやすいことからyoutubeの動画などで聞いたことがある人もいるかもしれない。かく言う筆者も実況動画で使われているのを聞いて気になり色々聞くようになった。大まかにジャンル別に色分けされているので、ジャンルごとに私がおすすめする曲を一部紹介しようと思う。好きなクリエーターなど偏りがあるかもしれないが、そこはご容赦願いたい。

    ○Pink (Drum & Bass)

    BPM160以上がほとんどで、疾走感のある曲が多い。

    ・Starbound Itro x Valcos

    1:16くらいからの再び展開していくところが特にいい感じ。

    ・Immortality (feat. Kristel Aaslaid) [Futuristik Remix] Cartoon

    シンセサイザーのメロディ?(ウーウーウーのやつ)が割と力強い主張でいい感じ。

    ・Change Your Ways (feat. Charlotte Hain00ing)  High Maintenance

    ドロップでのドラムのズンズンチャの疾走感が心地よい。

    ・Stronger (feat. Jessica Reynoso) [Champion Remix] Lemon Fight

    ドロップでの背景でヴォォって唸るような音がいい味出している。

    ○Blue (Dubstep)

    Dubと2stepが合わさってできたジャンル。NCSに限らなければskrillexの曲がお勧めしたいものが多いので気になった人はぜひ。東京とかの都会の無機質な感じにピッタリ(だと勝手に思っている)。個人的にはDubstepは辛い食べ物と同じだと思っている。普段摂取する分には高揚する刺激だが、体調が悪い時に摂取するものではない。

    ・Come And Get It (Razihel Remix) Krawella

    ・On That Day (feat. ElDiablo, Flint & Zadik) Desmeon

    ドロップでのボーカルとワブルベース?のマッチ感がよい。

    ・Pentakill (feat. ReesaLunn) Different Heaven

    ここで紹介する中では一番攻撃的な感じ。ドロップがいいのはもちろん、そこに入る手前の"Wait a minite,heeeeelp!" のあたりがよい。

    **○Cyan (Melodic Dubstep/Chillstep) **

    melodic dubstep, chillstepはdubstepの仲間だが、dubstepのような攻撃的な激しさはあまりなくマイルドな感じ。

    ・Blank Disfigure

    ・The Wizard SKYL1NK

    メロディの高音のところの電子音感がいい感じ。

    ・Invincible

    **○Red (Drumstep) **

    Drum & BassとBubstep を混ぜたジャンル。Drum & BassのようにBPMが高く、dubstepのような激しさが加わってる感じ。

    ・My Heart Different Heaven & EH!DE

    0:21からのビルドアップとドロップのワブルベース?のヴォヴォヴォヴォがよい。

    ・Back From The Dead Desmeon

    結構激しめの曲。1:20からギアを上げてく感じがよい。()

    ○Yellow (House)

    BPM120弱ぐらいで、4つ打ちのリズムのもの。同じリズムの反復が多い。割とよく聞かれることが多い気がする。

    ・Spectre Alan Walker

    Fade, Fadedで有名なAlan Walkerの曲。ボーカルをつけてアレンジしたThe spectreというのもあるので気に入ったら聞いてみてほしい。

    ・Shine Spektrem

    0:20からドロップのメロディのテンテンテン テテテ テンテンテンテンテンが先んじて出てきて0:36からのビルドアップ→ドロップと自然とノるような、流れるような接続がよい。

    ・Into The Wild (feat. Izzy) Kovan & Alex Skrindo

    高音が綺麗な優しいメロディとそこからドロップでの力強いメロディの流れがよい。

    ○Green (Trap), Purple(Deep/Future House)

    紹介したいほど好きな曲がなかったので割愛(このジャンル好きな人ごめんなさい)

    ○Orange (Indie Dance)

    Alternative rockやIndie rockを元にEDMっぽくしたやつ。

    ・Kingdom (feat. Miss Lina) Phantom Sage

    ドロップの力強さがよい。

    ・Linked  Jim Yosef & Anna Yvette

    割と落ち着いた感じの曲。

    ○White (Electronic/Hardstyle/Future Bass/Miscellaneous Genre)

    HardstyleはBPM150くらいでキックが特徴的。

    ・Throwback Electro-Light

    実際のBPM以上に駆け抜けるような疾走がよい。1:47から加わるキック?もいい感じ。

    ・Tell me (feat. Alex Skrindo) Killercats

    比較的まったりめな曲。メロディのポンッがポップな感じでいい。

    ・Demons NIVIRO

    イントロからドロップまででダークな感じから激しい荒々しい感じに変わっていくのがよい。

    ○Black (Bass Houceなど色々)

    ここは特に上記の分野に分類されないのが分類されているので曲によって全然雰囲気が違う。おすすめ以外にもいろいろ聞いてみるといいかもしれない。

    ・Cradles Sub Urban

    ゴリゴリにEDMっぽくない、おとなしい曲。

    ○おわりに

    NCSはyoutubeで探してもいいし公式サイトで探してもいい。公式サイトの方ではアカウント作れば無料でダウンロード可能。(googleアカウントなどでログインすることもできる) それ以外にもSpotify、Apple Musicとかもある。ただし公式サイトは割と更新が多く、結構変わったりするので定期的にチェックしたい。(現行の形は結構使いやすいのでこのまま続いてほしいが)

    運転するときに流すとテンション上がるし眠気覚ましになるからおススメ。ただしテンション上がりすぎてアクセルべた踏みしないように注意。

  • からだのおしえ批判

    からだのおしえ批判

    文責:このからだ

    からだのおしえについてのメモ

    からだのおしえには教祖が2人いる。 ひとりはからだを信仰し、ひとりはそれを信仰と呼んだ。

    ある日、教祖になる2人は信仰について議論していた。 私は「人は信仰なしでは生きられない」という信仰のもと 無神教批判をしていた。 もう一人は信仰は必要なく、言葉ではなく体で分かるのだと言った。 私はそれを自分の信仰によって説明した。 これがからだのおしえの始まり。

    からだのおしえによると教祖の2人は神性を持たず、啓示も受けていない。 これは人間が神性をもつことを想像しにくい現代人にも 親しみやすい特徴になっている。 加えて、教祖や指導者の神聖視・権威の肥大化を食い止める効果もある。 一方で超越者による後ろ盾を持たないため、「いち凡人の言葉」を 信仰する必要があるという問題がある。 しかしこの問題は信仰の元を極弱い主張に還元し、 信仰を個人個人に創造させることによって解決されている。

    からだのおしえによると超越者は存在しているかも知れないし、 存在していないかもしれない。 これは他の宗教との親和性を高めている特徴であると言える。 からだのおしえを信仰するために他の宗教の信仰を棄てる必要はない。

    私はこれらの特徴の多くは新興宗教であることから生じている特徴だと 考えている。 過去の支持、伝統に裏打ちされた社会の信頼を持たない分、 時代にあった形をとることができるのである。

    からだのおしえはからだを健康にすることを推奨する。 では、からだが健康であるとなぜ良いのか? この答えはからだのおしえにはない。 では、からだを健康にするためには具体的にどうすればよいのか? この答えもからだのおしえにはない。 どちらの答えも信者にゆだねられている。 からだを健康にするために、教祖たちは12時に寝、8時半に起き、 朝の運動、朝食をとる等を行った (この文章を書いている時点で3週間ほど継続している。) だが、これはからだのおしえの示す唯一解ではない。 健康になるための方法は各自にゆだねられている。 他の信仰の助けを借りるのも良いかも知れない。 たとえば教祖の行動は常識信仰とでもいうべきもの に依拠していると考えられる。

    からだのおしえは宗教であると同時に、イデオロギーであり、悪ふざけである。 詳しくはもう一つの文章に書いているかも知れないし、そうでないかも 知れないが、ここでは触れない。

    からだのおしえで言うからだとは身体・精神二元論でいうところの 「身体」のことではない。 からだのおしえで身体性が強調されるのは 人間活動の身体性が軽んじられがちな社会で発生したからに過ぎない。 精神的活動として教祖達は一日の振り返りを毎日ノートにまとめ、 明日の目標を語った。

    現在はまだ教祖が修行している段階で教義も定まっていない。 よって、この文章はまだかっこ仮つきのものだと思ってほしい。 しかし、たとえ中途半端でも書くべきであったと思う、そして書いた。

    私はこれを読んでいる人がからだのおしえに入信してくれることを願っている。 吉田寮に入るかどうかとかはおいておいて、

  • からだのおしえ

    からだのおしえ

    文責:ひとつのからだ

    人間はその時々の状況における願望を言葉によって結晶化して主義主張にする。主義主張は言葉であるから、状況が変わっても残り続ける。だから、それに適合しない状況でもその主義主張が使用されることがある。これが言葉の限界である。

    言葉の限界はもう一つある。言葉は相矛盾する要素を正しく表現することができないということだ。「秩序」と「自由」を両方とも称賛する言葉は意味不明瞭なものになる。だから、言葉に従って主義主張を極めていくと、どちらかに極端に偏った思想を持つことになりがちである。

    近頃のネットを見ていると言葉だけに頼ったコミュニケーションの限界を感じる。立場の左右によらず、非常に偏った立場から激しい言葉が行き交っている。

    そのせいか、今の日本社会はクソ化している様に見える。いや、日本だけではなく多くの先進国の社会がクソ化している。そして今回のコロナ禍でそれが際立った。人々は様々な立場で分断され、血の通った人々の共同体は急速に無くなっている。誰もあたたかい未来を想像できない。

    あれもこれもそれもひとえに”からだ”を疎かにしたせいであると私は考える。

    人は言葉に従って生きている訳ではない。言葉は様々な物事について分析ができるが、最終的に判断を下すのは心であり、広義の”からだ”なのだ。正しい判断を下すためには、正しい心を持ち、正しい”からだ”を持たなければならない。

    そもそも、人のああしたい、こうしたい、という願望には根拠は言葉のうちには無い。よく考えればそれらがすべて”からだ”に源があることが分かるだろう。そして”からだ”は「いきいき」することを求めると知る。

    「いきいき」するためには健康が必要だ。だから我々からだの実践者は早朝八時半に起き、ラジオ体操をし、皆で朝飯を食うのだ。

    しかし、「いきいき」するためにはこのような個人的な努力では足りないことも多い。

    だから政治の最終的な目標はみんなが「いきいき」と暮らすことにある。

    「汝なすべし」「汝なすべからず」が権力によって上から押し付けられているとき、人はいきいきとは暮らせない。願望を実現することを妨げられているからだ。やがて革命が起こり人は自由を獲得する。しかし、人は完全なる自由のうちにあるとき、何をすべきかに悩み、人生の意義に悩み、いきいきとは暮らせなくなる。そしてそのような人生の意義を外部から与えてくれる教えを求める。時折、そのような教えは大きな流れを生み、新たなる権力となる。こうしてふりだしに戻る。

    以上のループのどこに間違いがあったのか。それは、人が何をすべきかについて悩んでしまったという点だ。そもそも人生には絶対的な意義はない。これこそが人生の意義だと見せかけていてもそれは言葉の問題であって、”からだ”に根ざしていないから、いつでも放り捨てることができる。人生の意義は任意に選んたものに過ぎない。

    じゃあ、人は長い人生の間何をしていけばいいのか。人はパンのみにて生くるにあらず。食って寝て起きる毎日では満足できない”からだ”なのだ。

    私はそもそも「何をすべきか」という問い方こそが間違っていると考える。人は「何をすべきか」ではなく、「何がしたいのか」という自分の欲望にこそ目を向けなければならない。

    言葉にずっと目をむけていると自分が何がしたいのか、わからなくなってくる。自分の欲望はそこには無いから。

    だけど、食欲や性欲や睡眠欲などの安易な欲望に身を任せても、自分を見失う。そこに自分は要らないから。

    なにかの中毒になっている人を「いきいき」しているとは呼べない。しかし、なにかに熱中している人は「いきいき」している。違いはその対象の中に自分がいるかいないかである。だから、我々は実存を震わせるような欲望を持たなければならない。

    以上のことをまとめると、

    • 人は「いきいき」することこそが幸せであり、そのためには健康であることが必要だ。
    • 加えて、健全な欲望がなければ人は自分自身を見失い、元気を失う。
    • だから、日常生活を丁寧に送ること、その中にこそ幸福の手立てがある。

    これがからだのおしえである。

  • 吉田寮公式サイトを移転するにあたって得られた知見

    吉田寮公式サイトを移転するにあたって得られた知見

    文責: 他称・吉田寮ネット担当大臣

    2020年のアタマ、私は吉田寮公式サイトを移転することに決めた。というのも、その当時の公式サイトは00年代で時が止まったような旧GoogleSite上に構築されており、レスポンシブデザインが実装されていないためにスマホで読みづらく、スマホで読みづらいがために検索上位に現れづらいようなものだったからだ。

    公式サイトを移転するといったってどんなサービスに移転させても良い訳ではない。寮生が納得するようなサイトにしなければ、前のサイトのほうが良かった、戻してくれなんてコトになる。移転するにあたっていくつか気をつけるべき点があった。

    これはわかりやすい。裁判費用などを捻出する必要もあり、吉田寮はただでさえ金が入り用なのに、どでかいレンタルサーバーを借りる訳にもいかない。もともと無料のサービスでやっていたのだから有料というだけで寮生の心理的ハードルは高いだろう。

    広告

    これから作るサイトは公式サイトなのだから、変な広告が表示されては困る。変でない広告も嫌がる寮生はいるだろう。これで、多くの無料レンタルサーバーは選択肢から消えた。

    編集の容易さ

    公式サイトはスキルゼロの寮生であっても編集できることが望ましい。編集スキルが特権化されることは情報発信の独占という点で望ましくないし、あまり難解になると何でもかんでもオマエが編集しろと言われかねない。

    以上3つと諸々の条件を勘案した結果、Amazon Route 53でドメインを取得して、Amazon Lightsail上にWordPressで構築することにした。WordPressのテーマは当初Twenty Seventeenを採用していたが、現在はyStandardを利用している。

    Amazon LightsailはAWSが提供しているVPS(Virtual Private Server)で、税抜き月$3.50~ から利用可能。なによりもこの料金の安さに惹かれた。同様のサービスでwordpressが使えるモノとなると最低でも月額550円くらいかかる。吉田寮公式サイトはそれほどのアクセス数もなく、一番安いプランを選んでも十分動くので、Lightsailの安さを存分に活かせた。VPSはレンタルサーバに比べてカスタマイズ性があること、AWSの各種サービスを利用できるというのも利点であると考えた。

    Amazon Route 53もまたAWS側が提供しているDNSサービスだ。DNSサービスとはIPアドレスとURLを対応させたり、新しいURLを発行させるヤツである。管理すべきアカウントを増やしたくなかったので、Lightsailと同じAWS上のサービスがよいだろうということで選んだ。yoshidaryo.orgの場合、年一回の登録&更新費用が$12、加えてアクセス数などによって変動する月々の費用が$0.5程度かかる。

    WordPressはブログ作るのによく使われるヤツ。これを導入することでどこかで見たことのあるようなサイトが誰でも簡単に作れる。wordとかとほぼ変わらない操作感で記事を書けるので、普通に使う分にはスキルはほぼ要らない。テーマとしては、堅牢性とサポートの継続性、テーマ本体のカスタマイズ性などを勘案して、当初はWordPress公式が開発しているTwenty Seventeenを採用した。後にカスタマイズ性の高い日本語テーマであるyStandardに移行した。

    そんなこんなで年間約$60でサイトを立ち上げることができた。あと、気になった事項を箇条書きで上げていく。

    • WordPress公式が提供しているテーマ一覧は英語用のテーマばかりで、はっきり言って日本語サイトを作る上では助けにならない。こう言うと、英語用・日本語用でどう違うかと思われるかもしれない。具体例でいえば、英語用のテーマでサイトを作ると何でもかんでもAppleのサイトみたくなるのだ(Appleのサイト自体はWordPressを使ってないみたいだが)。やたら画像を大きくしてやたらスクロールをさせる。そして英語ならいい感じになる体裁も日本語だと妙にダサくなるあの感じだ。WordPressのテーマを選ぶ時はまず日本語のものから探すべし。
    • SEOの難しさ。今でこそ”吉田寮”と調べれば検索結果の2位くらいにwww.yoshidaryo.orgが上がってくるが、サイトを公開してから半年ほどはかなり下位に位置していたし、旧公式サイトにも負けていた。SEO対策にやったことは
      1. 旧サイトが検索に引っかからないような設定をかける
      2. wikipediaやgooglemapにwww.yoshidaryo.orgを登録する。
      3. SEOに強そうなテーマを導入する
      4. サイトマップをつくる
      5. パンくずリストをつくる
      6. 常時SSL化する(CertBot)
    • 引き継ぎの難しさ。WordPressは簡単だとは言え、いろいろと設定しなければならないところも多く、口頭で説明しづらい。そこで、ドットインストールのように操作画面を見せながら説明する動画を撮った。今後引き継ぎをやるときは、こいつを見て貰えればよい。AWSの操作マニュアルはまだできていない。作らねば。
  • 2020吉田寮紹介パンフ閲覧&ダウンロードページ

    2020吉田寮紹介パンフ閲覧&ダウンロードページ

    目次


    p.1 自治 権利の上に眠る者
    p.2 はじめに
    p.5 目次
    pp.7 話し合いの原則
    p.9 よしだりょう の せつびについて▼
    p.11 施設紹介
    p.112
    3
    敬語非推奨の文化
    p.12 庶務部
    p.13 文化部
    p.14 厚生部
    p.15 吉田寮「退去期限」問題を追う
    p.21 吉田寮に入寮しよう
    p.24 対話による吉田寮問題の解決を求める要求書
    p.30 「吉田寮推薦の辞」
    p.31 吉田寮見学案
    p.32 cbLIVE
    p.33 吉田寮は京都にとってどのような存在なのだろうか
    p.34 吉田寮が「対話」について教えてくれたこと
    p.37 吉田寮しばい部 これまでのあらすじ
    p.39 セクハラ対策特別委員会のページ
    p.41 吉田寮ねこねこ超会議
    p.48 吉田寮記録プロジェクト
    p.49 そこは秘境か、ジャングルか・・・。
    p.50 百萬遍自由神社
    p.51 吉田寮生の食糧事情
    p.52 京都大学周りの粉もんマップ
    p.55 吉田寮応援 水曜ゼロ飯
    p.57 限界レシピ講座
    p.59 手抜き飯概論
    p.60 吉田寮とここにいるすべての人に

    p.61 教養としてのカードゲーム
    p.63 Dominion カードレビュー
    p.64 メタファーごっこ
    p.65 大長編ドラえもん Vol.X
    のび太とうろ覚えレビュー
    p.68 ローリング☆ガールズ 五周年に寄せる
    p.71 ある友人に寄せて

    -医学部入試による女性差別-
    p.74 ぐうたらりょうせいのばいとほうろうき

    p.79 イシノススメ
    p.84 自由になりたい君たちに、
    一人暮らしよりも吉田寮を薦める理由
    p.85 Telegram のすすめ
    p.89 そうだ!旅しよう!!
    p.92 釜ヶ崎より
    p.93 総人生はもっと英語を捨てよう
    p.94 吉田寮の自販機
    p.95 留学したければ吉田寮に住もう
    p.97 Self-Governance: The Law Supports
    Waking, not the Sleeping
    p.98 Avoid using the polite form to live
    without hierarchy
    p.99 コケコッコー
    p.101 YOSHIDA=RYO
    p.104 A New Home in Yoshida Ryo
    p.105 Sept tatamis et demi
    p.1o7 Seven tatamis and a half
    p.109 L’imagination au pouvoir!
    p.111 The Descendants of Prometheus
    p.112 Riku Tsokkinen-Finland
    p.113 はたらかされる細胞、僕らはただの乗り物 113
    p.116 タテカンに関して

    p.117 「東大女子お断りサークル」について
    東大女子が思ったこと

    p.119 対話の作法について
    p.121 「自伝的なやつ、吉田寮で学んだ事の」
    p.124 超ゴージャス企画! 吉田寮ほぼ 100 冊祭
    p.137 何もすることがないものには毎日が祭日だ
    p.139 大学は誰もための場所なのだろうか?
    p141 実用おすすめプログラミング言語
    p.143 OK!
    p.145 私と吉田寮と音楽と営み
    p.147 何を求めても 1
    p.148 バンドメンバー募集
    p.149 吉田寮吹奏楽部部員募集
    p.150 手みーむら
    p.151 ゲバ職ブルース
    p.152 歌がきらい
    p.153 ポケモン戦闘 BGM 個人レビューとおすすめ
    p.158 24 時間赤い公園
    p.161 音ゲーはじめた
    p.162 食堂酒場 DJ は何を考えて選曲しているか
    p.163 好きな音楽のコード進行についての話
    p.165 こんな楽しくていいの?!
    ビリヤードの魅力とは何かを考える記事。
    p.170 続け、広がれ、タテカン
    p.171 眼鏡について
    p.173 書評「未来への大分岐」
    p.175 そのコストは誰が負担するの?
    p.178 勝手に mont-bell 商品レビュー
    p.181 MG3G お守りバグを踏まえた
    アルバ大剣 A 装備解説
    p.184 眠りは叛乱を呼び覚ます

    p.185 異邦人と旅人
    p.187 自由学生の生活断面
    p.190 PIERCING 或いは
    BODY MODIFICATION のすすめ

    p.193 学歴厨の末路-虚無の 4 年間-
    p.195 私は訴えます、一人のトランス女性として

    p.199 ミとあの肖像、みたび
    p.205 京都大学理学研究科解答速報(物理)
    p.211 麻生太郎財務大臣は
    すべての公職から辞任しなさい
    p.213 山本太郎とれいわ新選組について一論考
    p.217 私は主張する
    p.218 飲酒マン参上!
    p.219 よしだりょう筋トレ部部員募集
    p.220 吉田寮で一緒に映画を撮ろう!
    p.221 吉田寮野球部メンバー募集
    p.222 野球のルール
    p.223 「みんなが野球をしているときに」
    p.225 キミもビラをかこう!
    p.227 社会医学を考えてみませんか?
    p.228 介護者募集
    p.229 『重度障害者』の介護に
    入っていただけませんか
    p.230 光の領地×からすプロジェクト
    p.231 戦跡研究会
    p.231.6666 住吉寮祭へ行こう
    p.232 キミもパンフをかこう
    p.233 メモ
    p.234 欄
    p.235 吉田寮小史
    p.241 編集後記

  • 2020年吉田寮紹介パンフ完成!

    2020年吉田寮紹介パンフ完成!

    吉田寮紹介パンフ完成しました

    2020年版吉田寮紹介パンフレット(143MB)

       Yoshida Dormitory Introduction Pamphlet 2020

    (紙媒体のものは吉田寮にて配布しています。郵送などについては下記参照)

    過去のパンフレットなどはこちら